2024年度

  • オランダ、フローニンゲン大学でRuben Feringa氏の博士論文審査会に国際審査員として参加しました。(2024.9.24)


Pro.Feringa&Pro.Browne
控室でRuben氏の叔父で2016年ノーベル化学賞受賞者のBen Feringa先生(中央)と指導教授のWesley Browne教授(左)とともに

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フローニンゲン大学校舎(博士論文審査会場)

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フェリンガービルディング(ノーベル賞受賞記念に新築された新研究棟)の外観

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フェリンガービルディングの内部1

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フェリンガービルディングの内部2

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フェリンガービルディングの内部3

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フェリンガービルディングの内部4

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フェリンガービルディングの内部5

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2022年度

  • オランダ、フローニンゲン大学のWesley Browne教授が、来学され以下の講演会が開催されました。(2022.11.29)

学生からも英語での質問も複数あり、実りある講演会になりました。
講演タイトル "Measuring switching in confined spaces - which techniques are best?"
講演日時 2022年11月29日火曜日 9:45-10:45
場所 瀬田学舎 3号館104号室


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風景1

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風景2

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2019年度

2019年6月9-14日 アメリカ・ニューハンプシャー州ホルダーネスのHolderness Schoolで開催されたGordon Research Conference Artificial Molecular Switches and Motorsに参加し、2件のポスター発表を行いました。日本からの口頭発表講演者は、東京大学の伊藤 耕三 先生、名古屋大学の八島 栄次 先生でした。

発表した内容は以下のとおりです。
1) Photosalient phenomena of diarylethene hollow and capsule crystals (Poster 36) Kingo Uchida (16:00-18:30, 12-13 June 2019)
2) Dual Wettability on the Surface of Termite Wing, Understanding the Survival Strategy through the Construction of Photoinduced Diarylethene Microcrystalline Surface (Poster 11) Ryo Nishimura (16:00-18:30, 12-13 June 2019)

会場まではボストン国際空港そばのホテルから出発します。そこから各地のゴードン会議へ会場ごとに高速バスが手配されていました。
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ゴードン会議「人工分子スイッチとモーター」の会場には、このホテルから高速バスで2時間かかります。ボストンのあるマサチューセッツ州から隣のニューハンプシャー州へと向かいます。会場は郊外の高校のキャンパスです。受付と食堂、ポスター会場、があるメインビルディングがここ33 Wald。この周囲に学生の寄宿舎が複数点在し、参加者は分かれて宿泊し、講演会場のGRC-Hargerman Lecture Hallに向かいました。

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33 Wald

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Campus Map

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GRC-Hargerman Lecture Hall外観

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GRC-Hargerman Lecture Hall内部


学会は、朝7時半からの朝食後、午前9時から12時半まで同ホールで行われ、午後4時のポスター発表までは自由時間でした。その間、自転車やカヌーなどを楽しむことができます。ポスター発表後、午後6時から夕食、その後、午後7時半から21時半まで口頭発表とデスカッションが行われます。講演者は、Natureなど有名論文誌に成果を発表している研究者ばかり。どの発表でも議論が尽きることはありませんでした。なお、会議中は録音や写真を撮ったりすることは禁止されていますので、内部の様子は無人の時のものです。
2016年ノーベル化学賞を受賞者J. Fraser Stoddart教授とBernard L. Feringa教授も出席し熱い議論に加わっていました。

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左より西村君、名古屋大・八島先生、J. Fraser Stoddart教授、内田、東京応化工業(株)・佐藤氏です。

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Ben L. Feringa教授と


会期中は天候に恵まれ、キャンパスは緑豊かな心温まる空間でした。最終日には、ゴードン会議名物のロブスターが一人一匹提供されました。

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グリーンハウスという宿舎の一つ

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33 Waldの裏側から

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最後の夕食のロブスター

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2017年度

2017年11月19-22日 オランダ・フローニンゲンで開催されたMolecular Machines Nobel Prize Conferenceに参加し、1件の口頭発表と1件のポスター発表を行いました。日本からの講演者は、我々の他に東京大学の相田卓三先生、藤田 誠先生、金沢大学の生越友樹先生でした。

発表した内容は以下のとおりです。
1)Photoresponsive Diarylethene Crystals (Oral)
Kingo Uchida (09:00-09:30, 22nd Nov. 2017)
2)Control of the Wettability of Microcrystalline Surface of Photogenerated Diarylethene Double Roughness Structure (Poster 06)
Ryo Nishimura, Yoshimune Nonomura, Hiroyuki Mayama, Satoshi Yokojima, Shinichiro Nakamura, Kingo Uchida

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開会の挨拶では2016年度ノーベル化学賞を受賞したオランダのフェリンガ教授、アメリカのシュタッダウト教授、フランスのソバージュ教授の功績が紹介されました。

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ノーベル賞授賞式の様子も紹介されました。

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会場の様子 ノーベル賞受賞者の3名の先生が最前列に座って講演を聞いています。

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講演する内田先生。

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西村君の研究内容についても発表しています。

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バンケットの前に、三先生は記念撮影をされていました。

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最終日には市内観光をしました。フローニンゲンを代表するマルティニタワーにも登りました。

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フローニンゲンの町は、静かで心地よい町でした。

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  • 2017年9月18日(月)15:20からオランダ、トゥェンテ大学の Federico Lancia 博士 の講演会を瀬田キャンパス 1号館107室にて開催しました。(2017.9.18)

演題「Light-induced mechanical adaptability in liquid crystal networks」

講演会には、他研究室の学生も参加し、有意義なものでした。
講演会の後、新しく配属された三年生を交え、懇親会を行いました。


講演の様子1


講演の様子2


懇親会

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  • 2017年7月24日(月)午後3時20分からオランダ、フローニンゲン大学の Wesley R. Browne 教授を招聘して、瀬田キャンパス1号館107号室で講演会(2017.7.24)

「Photo- and Electrochemical Molecular Switching: Mechanisms and the non-innocence of spectroscopic techniques」を開催しました。

講演会は、他大学からの参加者もあり、討論を含めて90分を超える白熱したものになりました。
その後、研究室にて光応答性超分子システムに関する討論を行いました。

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講演の様子

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研究室での集合写真

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2016年度

  • 2017年2月20日(月)午前10時からドイツ、ブルツブルグ大学の Matthias Lehmann 教授を招聘して、瀬田キャンパス3号館105号室で講演会(2017.2.20)

「Generation of Void with Shape-Persistent Mesogens - Benefit or Malediction for the Formation of Liquid Crystals?」を開催しました。

講演会は、他大学からの参加者もあり、討論を含めて90分を超える白熱したものになりました。
その後、研究室にて超分子システムに関する討論を行いました。

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講演の様子

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研究室での集合写真

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2013年度

2013年8月23-26日 ドイツ・ベルリンで開催されたInternational Symposium on Photochromism 2013に参加し、1件の口頭発表と3件のポスター発表を行いました。

発表した内容は以下のとおりです。
  • 1)Photoinduced Self-Epitaxial Crystal Growth of a Diarylethene Derivative with Antireflection Moth Eye and Superhydrophobic Lotus Effects (Oral)
    Kingo Uchida, Naoki Nishikawa, Shingo Sakiyama, Seiji Yamazoe, Yuko Kojima, Hiroyuki Mayama, Ei-ichiro Nishihara, Satoshi Yokojima, Tsuyoshi Tsujioka, Shinichiro Nakamura
  • 2)Cell Death on the Thinfilm Surface of Diarylethenes Having a Sulfone Group by Photo-irradiation (Poster 50)
    Kingo Uchida, Ryuhei Kodama, Kimio Sumaru, Takashi Kamitanaka, Jun-ichiro Kitai, Satoshi Yokojima, Shinichiro Nakamura
  • 3)Thermotropic and Photoinduced Phase Transitions between Calamitic and Discotic Mesophases in Triphenylene-Azobenzene System (Poster 54)
    Daisuke Tanaka, Shusaku Nagano, Takahiro Seki, Yo Shimizu, Kingo Uchida
  • 4)Photochromism of Diarylethene Derivatives Having a Malachite Green Moiety (Poster 55)
    Yuto Tatsumi, Kingo Uchida, Megumi Kasuno, Satoshi Yokojima, Shinichiro Nakamura

Humboldt University of Berlin
会場のフンボルト大学正門付近 ノーベル賞科学者を何十人も出している超名門大学です。

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フランスの研究者に説明する辰巳優斗 君

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Ben Feringa教授に説明する田中大介君 手前は北井君。

Ishtar Gate
ベルリンと言えばペルガモン博物館。このイシュタル門は紀元前575年に建設され、青い釉薬はラピスラズリが使われています。

Pergamon Museum
内部が壮大な博物館です。

Berlin Cathedral
最後にベルリン大聖堂にも行ってきました。中ではミサが行われ、荘厳なパイプオルガンの音楽が流れていました。

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2012年度

2012年8月19-24日【ドイツ・マインツで開催された24th International Liquid Crystal Conference (ILCC 2012)に参加し、研究成果を発表しました。

ILCC2012では、棒状液晶と円盤状液晶間の等温的光誘起相転移に関する研究成果についてM2の田中君が口頭発表を行いました。講演は非常に好評で、講演終了後、各国の参加者から多くの質問を受けました。

  • 1) Thermotropic and Photoinduced Phase Transition between Calamitic and Discotic Mesophases of Triphenylene Homologues with Six Peripheral Alkoxyazobenzenes D. Tanaka, H. Ishiguro, T. Shirasu, K, Uchida, Y. Shimizu 24th International Liquid Crystal Conference (ILCC 2012) (19-24th, August, 2012) (Rheingoldhalle, Mainz, Germany)
御世話になった共同研究者の方々、および学会参加のために都合をつけて頂いた関係各位に感謝します。

Tanaka
英語で口頭発表を行う田中大介君

マインツは、ドイツ連邦共和国の都市でラインラント=プファルツ州の州都です。中世よりマインツ大司教の司教座聖堂の所在地であり、活版印刷の発明者ヨハネス・グーテンベルクの出身地でもあります。学会会場は、ライン川沿いのラインゴールドホールで開催されました。

以下、マインツの風景を掲載しておきます。
Mainz Cathedral
マインツのシンボル。マインツ大聖堂

Mainz Cathedral2
学会会場からマインツ大聖堂を望む

Rheingoldhalle
学会の行われたRheingoldhalle

Rhine
Rhine2
エクスカッションのライン川下り。
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2012年7月15-20日【ポルトガル・コインブラで開催されたIUPAC Photochemistryに参加し研究成果を発表してきました。

XXIV IUPAC Symposium on Photochemistryに参加して、ジアリールエテン微結晶表面の光による表面形状変化など4件の研究発表を行いました。発表した内容は以下の通りです。

  • 1) Photoinduced Reversible Heteroepitaxial Microcrystal Growth of a Photochromic Diarylethene on (110) Surface of SrTiO3
    S. Sakiyama, S. Yamazoe, A. Uyama, M. Morimoto, S. Yokojima, Y. Kojima, S. Nakamura, K. Uchida, (PO189; July 16th, 2012)
  • 2) Photochromism of a Diarylethene Having an Azulene Ring
    J. Kitai, T. Kobayashi, M. Hatakeyama, W. Uchida, S. Yokojima, S. Nakamura, K. Uchida, (PO190; July 16th, 2012)
  • 3) Photochromism of 2-Thienyperfluoroethene Derivatives: Donor- Acceptor Effect of the Substituents on the Reactive Carbon Atoms
    Y. Tatsumi, K. Uchida, W. Uchida, K. Ogata, S. Yokojima, S. Nakamura, (PO191; July 16th, 2012)
  • 4) Photoinduced Reversible Topographical Changes on Diarylethene Microcrystalline Surface with Wetting Property
    K. Uchida, N. Nishikawa, A. Uyama, Y. Kojima, H. Mayama, S. Yokojima, S. Nakamura, K. Tsujii, (OC84; July 19th, 2012)
御世話になった共同研究者の方々、および学会参加のために都合をつけて頂いた関係各位に感謝します。

コインブラは大学の街で、ヨーロッパでも最も古い大学の一つとして知られています。この大学が設立されたのは国王ディニスの治下である1290年です。ポルトガル最古の大学で、ヨーロッパでも最も古い部類に属します。もともとはリスボンで設立されましたが、1308年コインブラに移されました。学会会場となったコインブラ大学は丘の上にあり、連日35℃を超す暑さでしたので、気軽に丘を降りるわけにもいかず、皆会場内で熱心に聴講していました。今回は、修士の学生3名が、初めて海外での英語の研究発表に挑戦しました。
以下、コインブラの風景を掲載しておきます。
Vasco da Gama
コインブラの中心部の広場の一つ。ポルトガルの英雄、バスコダ ガマの銅像が建つ。
Universidade de Coimbra
ホテルのテラスから見上げるコインブラ大学
Old schoolhouse
歴史あるコインブラ大学の旧校舎
New schoolhouse
学会の行われた新校舎
Dinner
学会最後の晩にはコインブラの郊外で学会参加者全員でディナーを楽しみました。
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