龍谷大学理工学部物質化学科

中沖研究室


安全自動車学校に行きました。

4月29日

 
 ニューヨークでは国際運転免許証が30日しか有効でないため(住居を構えるとその州の住人とみなされるとのこと。国際運転免許証は旅行者のみに有効だそうです)こちらの免許証をとる必要があります。日本の免許証や国際運転免許証をかきかえるというわけにはいきませんので、講習を受けて路上試験を受けなければなりません。最低でも3段階の手続きが必要ですが、今日は2段階目をクリアしてきました。

(準備段階)こちらに来てしばらくして、日系の安全自動車学校(20W20thSt)に赴き資料をいただいてきました。(無料で郵送でも可とのことでした)この時点ではソーシャルセキュリティーナンバーがとれていませんでしたので資料をぱらぱらと見ているだけでした。資料には筆記試験用の問題集と免許取得までの段階を追って説明した冊子の2つと長野智子さん(フジテレビキャスター)がここで講習を受けたという宣伝チラシでした。(”普段着のニューヨーク”という本を出されているそうです)

(1段階目)19日(水)にメーシーズのとなりのビルの8階にあるDepartment of Motor Vehicles (DMV)に行きました。IDについては私は次の6点をそろえて行きました。パスポート(ビザ含)(3点)、ソーシャルセキュリティーカード(2点)、VISA(クレジットカード)(1点)。合計で6点です。IDを確認後写真をとられて、(こちらの証明写真はほとんどコンピュータにつながったCCDカメラです。PolytechやブルックヘブンでのIDも全てこのようなシステムが入っていました)、次が筆記試験ですが、ここでは日本語で受験が可能ですので日本語で受けさせてもらいました。20問中16問以上正解しなければいけませんが、安全自動車学校でいただいた資料の問題とほとんど同じような問題でしたので簡単でした。制限時間は一応15分ですが10分ほどでできたので受け付けに持っていき答えあわせをしてもらいpassのところにサインをもらいOKです。(日本みたいに一斉に試験とういうのではありません)20分ほど待って電光掲示板に自分のナンバーが表示されたらそこの受付に行き眼の検査(といっても0.5ですからほとんど問題ありません)をして38.5ドルの料金を払いインテリム・パーミットという仮の証明書を発行してもらいました。朝8時から並び、10時前には全て終了しました。

(2段階目)今日29日(土)に4時間講習と筆記試験を安全自動車学校で受けました。費用は40ドル。(日本ではゴールデンウィークの始まりなんでしょうね。こちらは全く関係ありませんが)朝9時からで日本人ばかり20人弱ぐらいが集まっていました。4時間の講習というと長いなあという感じでしたが長野智子さんの本にあるように講師の谷本さんの話がうまくいろいろ話題豊富にそして冗談を入れ出席者を指名して答えさせてと(大学教員が見なわなければならないことばかり!)思っていたより短く感じました。こちらでは規則が州ごとに違いますのでニューヨークとニュージャージーでは少し異なるようです。(ドライバーについてはニューヨーカーはせっかちと書きましたがジャージーマンはのんびりだそうです)途中15分の休憩をはさみ1時過ぎまで講習があり、筆記試験です。試験はやはり日本語であり、25問中16問で合格です。ここでも谷本さんの話を聞いておけばわかることばかりですので全く問題なく出席者全員が合格しました。次は路上試験ですが、数週間先まで予約がとれないであろうとのことでした。(くれぐれも最初にワイパーを動かさないようにとの注意あり)