ポリテクニク大学

 ポリテクニク大学は高分子の分野では有名でこれまで日本人もたくさんここを訪れていますし、日本人の教授も岡本先生と寺岡先生という方がおられます。岡本先生の研究室でお世話になる日本人もたくさんいます。岡本先生は面倒見がいいですし、いろいろ相談にのってくれますのでこの大学にいても孤立感はないと思います。場所はブルックリンですがマンハッタンに近く、ブルックリンに入ってから地下鉄で2駅目です。大学のあるところは文教施設の集まったところでコミュニティカレッジみたいのもありますし、また近くにはBorough Hall(区役所)もあり、昼間はかなりにぎやかなところです。ブルックリンハイツが近くにありますので観光客が全くいないというわけではありませんが、マンハッタンとちがい観光客が少なく地元色が強いのが特徴でしょうか。

ポリテクニク大学。紫に見える看板の下が正面の入り口です。

 ブルックリンキャンパスの建物はメインの建物と図書館の2つです。通常は朝来ますとメインの建物の正面から入ります。図書館にいく時にはもう1つ裏口がありますが、どちらの入り口にもガードマンが常駐していて大学発行のIDカードを見せなければ入れてもらえません。5月で前年度が終了していますが学生についてはニューヨークだけあってたくさんの人種が集まっています。白人、黒人、中国人、韓国人、インド人、イスラムのベールをかぶった女性などありとあらゆるところから来ているのではないでしょうか?学生で日本人がいるかどうかは知りませんが、全体としてみてもこの大学は日本人が少ないようです。

大学の裏からみた写真。右側が図書館。左に見える木のところが公園になっています。

大学以外にも建物が建っていますので中庭みたいな公園があり、多くの人が休んでいます。時にはコンサートやチェスの大会が屋外で行われています。

 建物は結構古いので内装をきれいにやり直す工事をしているようです。また研究設備は必ずしもよくなく、実験装置なども龍大の方が恵まれています。

6/9/00