The Statue of Liberty

 ニューヨークに観光に来た時に訪れたいところといえば自由の女神という人が多いと思います。歴史的にはナポレオンV世の時代にフランスで作られ解体輸送されてニューヨークに来たようです。およそ100年前のことのようです。自由の女神の立っているところはマンハッタンの少し南のリバティ島という小さな島でフェリーでしか行くことができません。バッテリーパークにフェリーのチケットが売っていますのでそこで7ドルで購入してフェリーに乗ります。休日は乗船待ちの列が長いようですがフェリーが次々に来ますのでがんばって並んでいると30分―1時間ぐらいで乗れると思います。

チケット売り場は砦跡で砲台がありました。

出向したところのフェリー。

 フェリーは甲板のフロアと2階、屋上がありますが屋上が最もたくさんの人が乗っていました。この船は観光船ですのでゆっくりとしたスピードで自由の女神へと向かいます。バックにはマンハッタンのビル群も見ることができます。

フェリーからマンハッタンを見たところです。

 自由の女神の正面に来るとさらにスピードを落としますので十分に写真を撮ることができます。乗っている人のほとんどが自由の女神を見ようと右側に集まってしまいますので少し船が傾いていたようでした。

 島自体は小さくて全体が公園になっています。ぶらぶらと散歩するのもいいですし、台座まで登るのもいいと思います。台座へは階段とエレベーターの2つが使えます。最も上の台座のところはものすごく狭くて人が2人並べる程度です。ほとんどの人が外側の壁の方にへばりついて景色を眺めていますので通路は1人分しかなく大混雑でした。台座からは周りの景色はきれいに見ることができますが当然自由の女神自体はほとんど見えません。時間が早くて混んでいなければクラウンのところまで登れるそうですが私の行ったときは時間も遅かったのでクローズされていました。しかしクラウンのところまで行こうとするとビルにして22階分登らなければならないそうですので次の日の筋肉痛を覚悟した方がいいかもしれません。フェリー乗り場の近くにはみやげ物屋やファストフードの店がありますので少しゆっくりできます。

リバティ島の先端から見上げて撮った写真。

 再びフェリーに乗り込みますが次の停泊地は昔の移民局のあったエリス島です。ここでは降りない人も結構いましたが私たちは一応降りて博物館を見学しました。

エリス島。移民局のあった島です。

旧移民局の入り口。

 しかし基本的にはヨーロッパからの移民の人が多かったと思いますので日本人にはあまりなじみがない感じでした。ここからフェリーはバッテリーパークへ帰ることができます。ちなみにフェリーはニュージャージーからも出ていてそちらに帰るフェリーも出ています。

 ちょうどたまたまフェリーの近くを帆船が通りかかりました。

フェリーから帆船を撮りました。バックはワールドトレードセンターです。