ニューヨークの散髪屋について

3月3日

 こちらに来る前に青井先生が外国で散髪にいく時どうするんだろうとしきりに心配していましたが、私も最初はわからなくて散髪屋に入るのにプレッシャーを感じました。しかし1,2か月に1回は髪を切らないとぼさぼさになります。(こういうとき大柳先生が羨ましく思います)これまで何軒か行きましたが最近は家の近くの45thのレキシントンのすぐ東にある散髪屋によく行きます。

インド料理店の2階にあります。窓際の席は足まで丸見えです。

 アパートがオフィス街にあるせいか土日に休みのところが多いのですがここは土曜日(時には日曜日も)にあいていますので朝のうちにぶらぶら行きます。インド料理のレストラン(タンドリクラブとか看板が見えます。行ったことありませんが)の2階で見た通り、窓際の席は足まで丸見えです。他に座席は4つあり職人も各いすに1人づつついています。日本のように必ずしも渦巻きのらせん模様が回っているというのが散髪屋の印ではないようですが、ここは日本と同じようなものが見られます。店に入るとすいているとすぐに行けますし、込んでいるときはいすに座って待ちます。(日本といっしょです)散髪いすに座るとどうしたいかと聞いてきますので簡単に答えますが、私の経験で言うと”普通に”というとばっさり切られます。それで長めにしてくれと大抵はいうのですがそれでもばっさり切られることがあります。実際今日あたった職人さんはばっさり切ろうとするのでenoughとか言ったのですがそれでもばっさり切られました。聞くところによると東洋系の髪の毛は硬くて西洋人とは違いますのでどうすればいいかわからないということです。頭のサイドとか後ろとか地肌が見えるぐらい刈り上げられました。そういうヘアスタイルはこちらではよく見かけるのですがヒスパニックスタイルみたいであまりよくありません。終わると首の後ろはかみそりで剃ってくれますが顔剃りはありません。この店は日本のようにシャンプー台もありませんのでそれで終わりです。(10ドルで安いところに行ってるからかもしれませんが)レジに行ってお金を払いますが、チップを払わなければいけませんので2ドル余計に払います。他の人を見ていると握手して”気に入った!”とかいってチップを渡している人もいましたが私はそんな大げさなと思いますが。しかしとにかく日本にいるときは殆ど皆が日本人ですがこちらでは少数になりますので適当にやってくれたらそこそこに仕上がるということがないようですので、まああまり気にしないことですね。(ちょうどいい髪形にしてくれるときもあるので職人さんによります)もし気にするなら日本人の散髪屋(高いそうですが)かチャイナタウンの中国系にいけばそこそこという話も聞きます。

 昼はダウンタウンのカッツデリに行き有名なパストラミサンドウィッチを食べに行きました。

1アベ1番ストリートの東側にあるカッツデリ。

店に入るとすぐに黄色い短冊状の紙をくれました。カウンターで注文したらチェックしてもらって店を出るときにお金を払えとか言われました。結構長いカウンターがあってホットドッグやサンドウィッチなどの食べたいもののところに行って並びます。目的はパストラミサンドウィッチでしたので迷わずそこで並びました。パストラミ オン ライ(ライパンのことです)というとその場で肉を切って作ってくれます。薄切りの肉のサンドウィッチですがその1切れを味見用に渡してくれましたので食べてみましたが、暖かい肉で香ばしくおいしかったです。stayというとマスタードはぬってくれなくて、テーブルにあるものを自分でつけるようにといわれました。店内にはテーブルがありますので適当に座って食べます。(2時ごろでしたが殆ど満席でした)以前ミッドタウンのカーネギーデリでもパストラミサンドウィッチを食べましたが、そこよりずっと量は少ないのですが肉が暖かく自家製だと思うのですが焦げ目が香ばしく肉の味はこちらの方がいいように思いました。値段も結構して1つ9ドルちょっとでした。男性では1つ食べれますが、女性だと1つ買ってシェアしてもいいかもしれません。食べ終わるとレジで清算して店を出ます。店の前のウィンドウの中の宣伝を見ているとクリントン大統領も来た事があるらしくて写真入で出ていました。ちなみNYのレストランではよくあることなのですが日本語のガイドブックの切り抜きもありました。