博士研究員のマニアのサヨナラパーティー

2月13日

 ブルガリア人女性で博士研究員をしていたマニアが新しく仕事が見つかったために研究室を出ることになりました。実験室でもよく声をかけてもらったり話をしました。6年生になる娘さんとご主人の3人で暮らしているということでした。いつも娘さんのことを愚痴っていて怠け者でテレビばかり見ているとぼやいています。よく研究室からも家に電話していたようで(けんかもしていたようです)娘が家に帰ってこなくてもいいとか言ってるとかいって怒ってました。

 ブルガリアでグリーンカードをとることができたから来たといってましたが、ブルガリアでは仕事がなくて大変だったそうです。ニューヨークで博士研究員をしながら新しい仕事を探していたようで1月にようやく決まったようです。ちょうど私が天秤で試薬の秤量をしてる時に寄ってきて嬉しそうな顔をして仕事が決まったとか言ってたのが印象的でした。

 私がノートパソコンを持って行ったりしてるものですのでどうも日本人はお金持ちだと言う印象を持ったみたいです。(ごく普通なんですけど)うちの嫁さんが専業主婦をしていると言ったらそれも羨ましがっていました。ご主人の給料だけでは生活するのが大変だから自分も働かなければならないんだと言ってました。(冗談で日本に行きたいとか言ってましたけど)

 仕事をしてると夕食の食事の準備とか大変じゃないのと聞いたら(家がニュージャージーで片道2時間ぐらいかかると言ってたので)、日本人や中国人、インド人はちゃんとというか手間をかけて食事の用意をするけど自分達は夕食にサンドウィッチのようなもので済ましているので手間がかからないから大丈夫と言ってました。(だからヨーロッパ人の女性は仕事に出やすいのではと思ったりしました)でも週末などはちゃんとしたディナーを作るけどとは言ってました。娘さんが手伝ってくれるんじゃないと聞いたらするわけがないと一笑にふされました。どこの国も状況は似てるということでしょうか?

マニアさんです。プレゼント用に1人5ドル徴収されました。抱いてるぬいぐるみはプレゼントです。

自分でケーキを切ってます。

記念に私と。

 最近、研究室のカメラマンをしていて何かあるとカメラを持ってきてくれとか言われます。英語版のホームページも作ってますので一度見てみて下さい。最近は研究室のメンバーからもホームページ(もちろん英語版の方)できたかとプレッシャーをかけられます。

 一月から春セメスターが始まりましたが3人の大学院生が研究室に加わりました。日本人のMayumi Notoとインド人2人です。能登さんはニューヨークのハンターカレッジを出てますので英語については全く問題ないようです。

左からAnkur, Vipul, Jo(Secretary), and Mayumi

 私が3月末で帰国しますので能登さんには今実験を手伝ってもらってます。多分私ができなかったことは彼女が仕上げてくれるでしょう。