選挙の日

(11月10日)

  11月7日は選挙の日でした。すでにカレンダーにも記されていますので以前から決まっていた日だと思います。日本では通常、投票は日曜日に行われますがこちらでは火曜日に行われました。聞くところによると国民の祝日ではありませんが、半分祝日扱いで会社が休みになったり半日になったりするところもあるそうです。(詳しくは知りませんが)特に今年のニューヨークの上院議員選挙は盛り上がりをみせヒラリークリントンとLazioが争っていましたが、最終的にはヒラリーが50%以上の支持を受けて当選しました。夜11時ごろからミッドタウンのホテルで記者会見しているのを生中継でやっていました。クリントン大統領と娘のチェルシーが後にいました。日本では見られないのが落選したLazioの演説もありそれも生中継していたことです。日本では落選すると報道陣の前には姿を見せないのではないでしょうか?ホテルには(ルーズベルトホテルと字幕にあったので私のアパートメントからそんなに遠くないところです。旭屋のすぐ近くです)支持者が集まってお礼(でしょうか?)と感想を述べていました。後ろにはジュリアーニ市長も控えていました。しかしヒラリーは基本的にはニューヨークには縁もゆかりもない人で(数年前に上院議員選に出るためにウェストチェスターに引っ越してきたそうです)地元の人には反発を感じている人も結構いるようです。影響力のあるニューヨークの上院議員を足がかりにして次の大統領選挙に出るのではないかという見方があるようです。

abcテレビの生放送(LIVE)。テレビなので黒い線が入っています。

 上院議員はすんなり当日に決まりましたが大混戦しているのが大統領選挙の方です。(日本でもこの話題は取り上げられていると聞きますが)ブッシュ(数年前に大統領だったブッシュのご子息ということです)とゴア(現在の副大統領)が争っていますが、あまりに得票数が均衡していてなかなか決まらず、一度はブッシュ勝利ということでしたがフロリダ州の得票が290万何票かずつでその差が1700票ということで数えなおしということになりました。昨日の木曜日に数えなおしが行われましたが、研究室の中国人が時々途中経過をインターネットで確かめていて昼頃に900票差、3時ごろに400票差、6時ごろには300票差まできて研究室で盛り上がっていました。夜には一時200票差まできたようですが最終的には327票差になったようです。フロリダの投票用紙がまぎらわしく投票者が考えていた候補に投票できなかったなどの問題がとりあげられていて新しい大統領が決まるのは来週以降になりそうです。