カナダに入国してナイアガラの滝を見に行きました。

(8月19日)

 こちらに来て初めて長距離の旅行をしました。日帰りですがナイアガラの滝まで行ってきました。旅行はマンハッタンのJTB支店のルックツアーで申し込みました。ナイアガラまで飛行機で往復して一日観光で240ドルでした。

 こちらでは空港までのタクシーが固定料金で行ってくれますし、家の方にクーポン券が送られてきて少し安くいけますので朝が早いこともあり、アパートまでタクシーに来てもらいました。ラガーディア空港まで25ドルですが2ドルオフ、TIPが20%で合計28ドルでした。時間にして30分弱。朝7時40分集合で何と日本人だけで42人集まりました。(1泊旅行の人を加えると60人以上。また他の旅行会社のツアーもあって日本人ばかりでした)半分ぐらいはニューヨーク長期滞在者で半分は日本からの観光旅行で来ているそうです。中にはイギリスから家族4人で旅行に来られている方もおられたようです。8時40分発で10時過ぎにバッファロー空港に到着。(正味の飛行時間は1時間弱)現地日本人ツアーガイドの人が出迎えてくれていて観光バスで移動という具合で40分かかりました。バスで移動途中にも滝の上げる水しぶきが見えたりしました。カナダ滝の水しぶきは相当なもののようです。

 レインボーブリッジのところでカナダへの入国審査がありました。バスを降りてオフィスに入りパスポートにはんこを押してもらいました。(カナダに入国してしまいました!)橋を渡るとすぐ滝のあるところで日本の観光地のような景色になります。

左がアメリカ滝、右がカナダ滝です。アメリカ滝のすぐ右に巾の少し小さな滝がありますがこれも別の名前がついていて花嫁のベール滝というそうです。

 川の手前がカナダ、向こうがアメリカです。左の滝がアメリカ滝、右が有名なカナダ滝です。写真でわかると思いますがカナダ滝を正面から見ようとするとカナダに入国しなければならないことがわかると思います。

カナダ滝に霧の乙女号が近づいています。

 カナダ滝のすぐ下まで霧の乙女号が行っています。私たちもこの船に乗りました。

青いポンチョを着て乗船しています。

 青いポンチョをもらい乗船します。観光シーズンとあって満員でした。

アメリカ滝。水の落ちたところが岩になっています。

カナダ滝。水しぶきが空高く上がっています。

 昨日の雨でアメリカ滝も水量が多く、水しぶきを上げていました。すごかったのがカナダ滝です。聞いてはいましたが水しぶきがすごくてとても滝を見ていられないぐらいでした。カメラもずぶぬれでレンズに水滴がついてしまいいいカットがとれませんでした。私たちが乗った船はそこそこでUターンしたようですが船長によってはもっと近くまで行って靴下までぬれることがあるそうです。服は少しぬれましたが着替えが必要なほどではありませんでした。

Table Rockから。滝の水が落ちるところです。

 カナダ滝の水が落ちるところもTable Rockというところから見ることができます。ここも観光客でいっぱいです。水が落ちた下の方には虹もかかっていました。

Whirlpoolの渦。

 観光バスは次に川の下流でWhirlpoolに行きました。ここは川がV字になっていて日本の鳴門海峡のように渦ができることで有名なところだそうです。ケーブルも出ています。水量によっては渦が見えないそうですがこの日はきれいに渦を巻いていました。このあと花時計(秒針のある花時計では世界で最大ということでした)を観光した後、日本人が経営するみやげ物店へ行きました。(他に大橋巨泉のOKショップあるそうですが今回はそこには行きませんでした)カナダに来てみやげ物というとメイプルシロップです。普通のものと日本では売ってないんじゃないかというlight Maple Syrop(日本語で一番搾りというそうです)を買いました。家に帰って味を比べましたがlightの方が確かにあっさりしていて香りがいいようでした。

 帰りはレインボーブリッジで今度はアメリカへの入国審査です。カナダ入国とは違いバスの中にいますと審査官が乗ってきてパスポートをチェックしていきます。やる気のある審査官ですと30分ぐらいかかることもあるそうですが今日は5分ほどで全部すみました。1日ずっと日本人と行動して最後も日本人経営のみやげ物屋に行きましたので、ニューヨークに帰ってきたときは急に外国に来たようで日本国内の旅行から帰ってきたような錯覚になりました。

 前日まで雨で気温が低くどうなるかと思っていましたがこの日の昼から天気が回復してきて絶好の観光日和となりました。今回はツアーを申し込んでいきましたが、手っ取り早く要所を回るにはツアーが楽です。