Excursion4(モンゴルの典型的な家訪問と日本の砦跡)

 草原の中に1軒だけぽつんとあるモンゴルの典型的な家族の家を訪ねました。ホテルから1時間ほどで途中からは舗装道路を離れて草原の中を走ります。ここは移動式住居ではなく煉瓦造りの1軒屋でした。1家族だけで住んでいて部屋も見せていただきましたがシンプルでベッドとちょっとした家具や暖炉だけです。離れに馬小屋や家畜を囲い込む柵がありました。このあと放牧している牛のところまでバスで移動して乳搾りを実演してくれて、ツアー参加者の中には乳搾りをしている人もいました。

道のない草原の中の道。

1軒屋で周りには見渡すかぎり草地で家はありません。

馬小屋。本宅はこれより少し小さめの家屋です。

部屋の中の暖炉。家畜の糞を乾かせて燃料にしているようです。

ご家族の方と近くで先生をされているという方(黒い服)との記念写真。

乳搾りの実演と参加者も実際に乳搾りをしている人もいました。

 そのあと市の北部にある旧日本軍の掘った塹壕跡を見に行きました。ちょっとした高台にありましたが、50年以上も前に日本人がここに陣地を築いていたなんて考えられません。地下壕におりることができるところがあり中に入れてもらいましたが中は寒いということで上着を貸してもらえました。長い階段をおりていくとひんやりとというより寒いぐらいの気温でした。外が30度以上の暑さでしたのであまりの寒さに驚きました。最下層の所では展示物がありましたが、中国語ですのでよくわかりませんが日本軍のことを見るのは少しつらいものがあります。まして多くの中国人といっしょですし。細菌部隊で有名な731部隊のこともありました。まだ中国の国威高揚に使われているという感じがします。日本軍だけについてというより平和公園かなにかにしてもらった方がいいように感じました。

地下壕に降りていくところ。寒いので上着を貸してくれます。

最下層では展示がありました。

見張り台。