Culture Shock 
2023年7月1日

 
 こんにちは。家の近くの犬が夜12時になっても吠えるせいでなかなか寝付けない山脇です。
 実験テーマはPPOsPSのδ型とε型の三つをアセトンとクマリン4wt%の混合溶液に浸漬し吸着と脱離をみて比較するというのに決まり、今は試料作りに勤しんでいます。 日本でやっていた時と同じ試料を使っているのに、作り方が異なったりして面白いです。
 実験の話はこれぐらいにして、今回はイタリアに来て2週間で感じたカルチャーショックについて書いていきたいと思います。
 まずバスについてです。イタリアのバスは酷く遅れるのは当たり前で、なんならたまに予定の時間より早く出発したりします。私の場合家に帰るために、バスが来る予定の時間の20分前について待っていたのに予定の時間から30分経っても来なくて歩いて帰ったという事があったりして、なんと日本の公共交通機関は素晴らしいのか日々実感しています。他にはバスは手を挙げて止めないといけなく、バス停にボケっと立っているだけでは通り過ぎていってしまいます。逆に手を挙げたら止まってくれるのでバス停じゃなく、そこらへんの道でもバスに乗る事が出来ます。これはちょっといいですよね笑
 次にトイレです。イタリアのトイレは基本的に便座カバーがありません。それなので用を足すときは中腰の空気椅子スタイルで用を足さないといけません。またイタリアでトイレを見つけるのは大変です。街中にある公共のトイレは有料で大体1€かかりますし、有料の割には汚く日本ならクレームものです。そこで困ったあなたにオススメの場所があります。それがbar(バール)です。バールはカフェみたいなものでコーヒーを一杯たのむとトイレを借りる事が出来ます。コーヒー代は1€ほどなので清潔かどうかわからない有料トイレを借りるなら、バールでコーヒーを飲んだ方がいいですよね?しかしバールのトイレが綺麗かと言われたらそれは話が変わってくるわ~ですね笑
 またイタリアのトイレを使おうとすると最初この隣にある見慣れない形をした便器はどうやって使うのかと疑問を持ちます。
 名前をビデといい、基本的に下半身を洗うために使います。特に排泄後や排尿後にビデ用のソープを使い手で局部を洗うらしく、ちょっとひいてしまいました。他にイタリア人は特に冬は毎日シャワーを浴びない人もいるため、そんな時はデリケートゾーンと足だけチャチャっと洗って寝る感じに使われます。
 このようにバスとトイレだけを取っても日本とは全く異なった文化があり、とても興味深く楽しんでいます。
 カプリでの写真とトイレの写真をのせておきます。