修士2年の伊藤君のイタリア・サレルノ大学留学記

 
 

大学
2022年10月16日

こんにちは、伊藤大希です。

10月に入り、イタリアの気候はガラッと変わり、雨の日が増え始めました。気温差が大きく、日中は25℃前後で夜になると15℃を下回ります。これから雨の日が多くなるらしいです。

 今回は、意外と投稿していなかった大学について少し話したいと思います。私がいつもいる建物と研究室の写真を載せるので是非見てください。

 私がいる建物は黄色の建物で "F" と言う名前の建物です。ここは、化学科と物理学科、薬学科がある建物です。建物によって色が変わり、アルファベットの名前がついています。例えば隣の建物は青色で"E"と言う建物です。ここは、工学部があります。文系の学科もあり、友達には政治学や映画学、考古学を学んでる人がいます。建物ごとにBarと言うコーヒーが飲めたり、軽食や昼ごはんが食べれるところがあります。とても便利です。

 私たちがいる建"F"は、0,1階が研究室、3階は教授たちがいるオフィスになっています。4階まであるのですが、2階と4階は行ったことがないので何があるかわからないです。多分オフィスか研究室、講義室だと思います。私たちがいるのは0階で化学科と物理学科の研究室があります。1階は薬学部です。私たちが実験する場所と解析やデータをまとめる部屋は同じ部屋にあります。なのでドラフトが毎日しっかりと働いてくれてます。たまに変な匂いがしてドア全開にしてますが。

 そういえば、つい最近Prof. Rizzoの授業の手伝いをさせていただきました。修士の学生さんが来て、研究室で行っている実験の説明、実際に手を動かしサンプルを作ると言う内容です。先生が、"PPOPESの非晶フィルム作製の手順や原理などを学生に一から全部教えてあげてね"とのこと。手順やなぜこの操作が必要なのか、また質問に答えたり、やってはいけない操作をなぜダメなのかなどを全て英語で説明しました。待ってる時間もお喋りをして、とても貴重で楽しい経験ができました。また、先生にこのようなことまで任せてもらえるようになったのかと、かなり興奮しました。イタリアの学生さんが普通に英語ができるので少し劣等感のようなものも感じました。研究室の友達がProf. Itoと盗撮写真が送られてきたので、その写真も載っけておきますね。

 今回はこのへんで。