修士2年の伊藤君のイタリア・サレルノ大学留学記
 
誕生日
 2022年8月2日

こんにちは。伊藤大希です。 
前期が終わり、夏休みに突入しました。行きたいところが多すぎて、絞りきれませんが、夏休みはくつろぐ日がないぐらい予定を詰めてしまいました。
 728日は、私の誕生日で、研究室のメンバーが盛大に祝ってくれました。ホールのチョコレートケーキにBuon compleanno Itoと書かれていました。とても嬉しくて今でも余韻に浸っています。お昼ご飯は、ピザパーティーを開いてもらい、みんなで騒ぎながら楽しい誕生日を過ごしました。
 実は、イタリアの誕生日やお祝い事は、祝われる側が準備するのが一般的だそうです。私が所属している研究室では、半分以上がアジア圏からきた留学生のため、日本と変わらないお祝いの仕方をしてもらいました。ですが、イタリアの文化に則って、私は飲み物を用意しました。

前期が終わり身についたことは、大きく分けて2つあります。
 一つ目は、英語に対する恐怖心が少なくなったという事です。上手くなったわけではなく、間違いを恐れずに話すことができる自信、わからないことは聞き直す勇気が身についたと思います。これは、語学力を向上するためには大きなことだと思います。
 二つ目は実験スキルです。装置の使い方や解析の仕方はもちろん、実験をどう進めていくかについての新しい考え方が身につきました。中でも、ドクターだらけの環境で研究できたことは一番価値あることだと考えています。ドクターの方達とディスカッションを重ねることで、毎回自分だけでは気づかなかったことに気付かされます。

まずは、1ヶ月休みを楽しんで、後期も頑張っていきます。
それではまた。