修士2年の伊藤君のイタリア・サレルノ大学留学記
 
カルチャーショック
 2022年7月16日

こんにちは、伊藤大希です。

夏休みまで後2週間をきり、待ちどおしい日々を送っています。

今回は、私が約4ヶ月間で体験したカルチャーショックについて少し書きたいと思います。
先ずは大学でのことです。サレルノ大学の講義時間は2時間あるとのこと。1時間半でもきつかったのに、2時間は考えられません。また、テストのシステムが面白いです。一次試験の筆記テストと二次試験の口頭テストの2種類あり、これらを合格すると単位がもらえるとのこと。テストは予約制らしく、友達に「今週テストやんな?」と聞くと、「予約するの忘るれてた」となかなかすごいことを言っていました。ですが、各テストでチャンスは3回以上あるらしいので余裕を見せていました。日本にいたら1発アウトですよね。また、金曜日になるとなぜか大学がいつもより静かに感じます。この原因は、みんな午後には一斉に地元に帰るそうです。羨ましい。

大学以外でもカルチャーショックは沢山あります。例えば、24時間営業しているあのとても便利なコンビニと言うものは存在しません。さらにすごいのが、夕方の2時ぐらいから5時ぐらいの間、ほとんどの店は閉まっています。日曜日になるとほとんどの店は空いていません。なんて日本は素晴らしいんだと感じる瞬間です。以前にも書きましたが、公共交通機関はすごいです。遅延が普通です。キャンセルされることだって多々あります。電車の中で大音量で動画を見たり、大声で電話をしたりするのは当たり前。なかなかですね。あともう一つ、信号がとても少ないです。そのため車が次々来ていて、横断歩道を渡るのを躊躇っていると一生渡れません。車を無理やり止めてでも渡るのがコツなようです。最近はもう慣れて一丁前に渡っています。

こんなカルチャーショックがいっぱいあるイタリアですが、訪れる価値のある場所が多すぎて、帰国するまでに行ききれないと思います。友達や教授からここに行くべきだと言ってもらうことが多々ありますが、多すぎて覚えきれないですし、そんなに時間がありません。もっと時間が欲しいです。

今回はこれと言った出来事がなかったので前回したピザパーティーの写真でも載っけておきます。6月になってから2週間に1回のペースでお昼ご飯にピザパーティーしています。ちなみにですが、この写真には研究室のメンバー全員が載ってます。

それでは。