修士2年の伊藤君のイタリア・サレルノ大学留学記
 
ナポリ
 2022年7月1日

こんにちは、伊藤大希です。

イタリアではすっかり夏になり、毎日30℃を超える日々です。イタリアの夏は乾燥しているため夜は涼しく20℃近くまで下がったり、下回ることもあります。また、電気代が高いのもあり、エアコンがある家が少なく、私の家もありません。流石にエアコン無しは厳しいので、扇風機でも買おうかと悩んでいます。しかし7月のためだけに30€出すのを躊躇っています。
最近、研究室では昼ごはんの後にコーヒーの代わりにアイスを食べるのにハマっています。イタリアではアイスコーヒーはあまり飲まないらしいです。流石に夏にホットは厳しですよね。研究室のみんなでバールへ大移動して、そこでコーヒーやアイスを片手にくつろぎながらトークをして盛り上がっています。この間は話が盛り上がりすぎて、30分ぐらい居座っていたので、気をつけないといけませんね。

先週の日曜日、前回行くことができなかったナポリにようやく行くことが出来ました。友達がナポリのセンター街に連れて行ってくれて、おすすめスポット巡りをしてきました。ナポリでは日本のアニメが人気らしく、日本の漫画やゲームの専門店が多数ありました。友達も日本の文化、特にアニメが大好きで、日本に移住するんだと張り切っています。ナポリでは、港からはヴェスビオ火山が見えたり、独特な街の雰囲気が楽しめます。研究室の友達がおすすめしてくれた、Frittatina di pasta というパスタを揚げた食べ物は絶品でした。最高の1日になるはずの日でしたが、最後の最後に大事件が。最終バスが待てど待てど来ず、電車でサレルノ駅まで行き、最終的にタクシーで帰る羽目に。痛い出費でした。流石イタリア。"See Napoles and die" と言いますが、本当なのでぜひ皆さん死ぬまでにナポリを訪れてください。


それでは。