修士2年の藤野さんのイタリア・サレルノ大学留学記
 
日本とイタリアの違い
 2022年11月15日

こんにちは。
先日は、天気が大荒れの日があり、学校が5時に締まるという日がありました。私の感覚としてはそこまで大事ではありませんでしたが、教授がとても心配してくれました。翌日、教授から聞いたのですが、大学の道が川のように水が流れていたり、屋根が崩落したりと、大変だったようです。

日本も最近は寒くなってきていると聞くので、紅葉が観られる時期なのでしょうか?私が住んでいる地域では、紅葉があまり見られないため、日本の紅葉を観に海外の人が訪れる気持ちが少しわかります。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は私が面白いと感じた日本とイタリアの違いについてまとめたいと思います。

一つ目は、イタリアのスーパーマーケットについてです。私が初めに驚いたことは、リュックサックは入り口で店員さんに預けなければならないことです。万引き防止に預ける必要があり、大きなカバンは店員さんに渡さなければなりません。そして野菜や果物は量り売りになっていて、自分で袋に入れて、商品を登録します。これは、過剰包装をなくすためだそうです。初めは量り方がわかりませんでしたが、後ろに並んでいたおばさんが優しく教えてくれました。

二つ目は、ごみの分別についてです。私が住んでいる地域では缶、ビン、プラスチック、生ごみ、分別不可能なもの、古着、紙に分けます。白いと思ったことは、木でできたフォークは生ごみ、レシートは分別不可能なもの、ピザの入れ物は紙に捨てます。(地域差があると思いますが)地球を守るために、このように細かく分類をしています。また、決められた曜日の夜にごみを出します。日本ではカラスに荒らされるため、朝にごみを出すことが普通だと思っていたため、私にとっては新鮮でした。

つ目は、バスについてです。イタリアのバスは非常に難しいです。まずバス停の看板がない場所もあり、バス停を見つけることに苦労します。そしてバスは時刻ちょうどに来ることは少なく、早かったり遅かったりします。また乗ってからも安心できません。なぜなら、次のバス停の案内がなく、目的のバス停に近づいたときに降車ボタンを押します。そのため、目的のバス停を逃してしまう可能性があります。そう思うと日本の交通網は非常に便利だと感じます。しかし、利用方法さえ分かれば、とても便利なので初めは利用方法が分かっている人と一緒に利用することをお勧めします。

今回の写真は、研究室で撮った写真と街で撮った写真を載せています。