修士2年の藤野さんのイタリア・サレルノ大学留学記
 
 実験スタート
 2022年9月20日

こんにちは。
イタリアに来てから約二週間が経ちました。早いような長いような不思議な気分です。

今回は、私の学校生活について報告します。
朝は、9時30分ぐらいに学校へ着くようにしています。日本では、電車とバスを乗り継いで大学へ行かなければならなかったので、朝は時間に余裕があり、のんびりと過ごしています。
 学校に着いたら、今日行う実験内容を確認してから始めます。研究内容は、約5か月しかイタリアに滞在できないということで、日本で行っていた実験の試料を変えて取り組むことになりました。現在は、試料作製の段階なので特別なことはまだしていませんが、測定装置は日本にいる頃にも使用していたIRXRDを用いて測定しています。本来は、教授とディスカッションを重ねながら実験を進めていくのですが、学会があるため、研究室の先輩や伊藤君に聞きながら実験を進めています。

 昼食は、大学でパニーノというサンドイッチのようなものを買って食べます。 日によって食材が変わるので、毎日食べてても飽きません。食後は、必ず研究室のメンバーでコーヒーを飲みます。コーヒーに対して苦手意識があったのですが、イタリアのコーヒーはすごくコクがあって美味しく感じました。イタリアのコーヒーは美味しいというフィルターがかかっていたからかもしれませんが…。

 コーヒーブレイク後、午後からの実験に取り掛かります。そして実験が終わり次第、帰宅します。

 学校内での生活自体は、日本とほとんど変わりませんが、やはりコミュニケーションを取るのが難しく、いつもとは違うエネルギーを使います。しかし、研究室の先輩や教授はとても優しく親切なので、何度も説明してくれたり、私が言おうとしてることを理解しようとしてくれます。早くこの環境に慣れて、自分から積極的にコミュニケーションを取れるようにしていきたいです。

 内容と全く関係ありませんが今回の写真は、イタリアに来て初めて食べたジェノベーゼピザとフィットチーネパスタです。両方店員さんにおすすめを聞いて注文しました。どちらも非常においしかったですが、量が多すぎてテイクアウトして、後日食べました(笑)