高分子年次大会がオンラインでありました。
2022年5月25日-27日 
 
 高分子年次大会がオンラインでありました。covid-19の影響でここのところの高分子学会はオンラインが続いています。今回も教室を借りてスクリーンに写しながら、研究成果の発表を行いました。初めての学会発表の人もいましたが、どうだったでしょうか?
(今回発表)
1)ステレオコンプレックスポリ乳酸の多孔質粒子の作製
(龍谷大理工)〇田村佳樹、中沖隆彦
2)シンジオタクチックポリスチレンのナノポアへのブタノール/アセトン混合溶媒の取り込み
(龍谷大理工)〇藤野咲季、中沖隆彦
3)シンジオタクチックポリスチレンをaPSおよびPPOとブレンドしたフィルムによる エタノールの吸着
(龍谷大理工)〇西岡幹人、中沖隆彦
4)シンジオタクチックポリスチレンを用いた異なる濃度のエタノール水溶液でのエタノールの吸着
(龍谷大理工)〇山脇麻名音、中沖隆彦
5R.eutrophaを用いた P3HAブロック共重合体の生合成における第一と第二の炭素源の 培養順による各ブロックの連鎖長
(龍谷大理工)〇中村治人、中沖隆彦
6)混合炭素源としてグリセリンとステアリン酸ナトリウムを用いた R.eutropha による生合成で優先的に代謝される炭素源
(龍谷大理工)〇永濱充貴、中沖隆彦
7)微生物R.eutropha による植物油を原料としたポリ(3-ヒドロキシブチレート)の生合成
(龍谷大理工)〇折内俊哉、中沖隆彦
8)中鎖長Poly(3-hydroxyalkanoate)Poly(3-hydroxybutyrate)とのブレンドの相溶性
(龍谷大理工)〇上田充輝、中沖隆彦

(学生の発表)
藤野:去年多数の学会に参加させていただいたので、今回の学会では緊張せずに発表することができました。また、発表時にアドバイスをいただき、とても刺激を受けました。次回は口頭発表なので、この経験を活かしていきたいです。
折内:今回ポスター発表で初めての学会発表で直前まで修正を繰り返してなんとか完成に漕ぎつけました。聴講者は企業の方しか来られませんでしたが、ほかの人に説明する練習になったので今後の発表の糧にしていきたいです。
田村:修士2年になり初めての学会でしたが、修士1年の時に発表したこともありあまり緊張せずに発表できました。たくさんの人に聴講してもらい、質問にもきちんと対応できたのでよかったです。次は口頭発表なので、今までの経験を活かしていきたいです。
西岡:初めての学会でしたが、聴講者が企業の方が1人のみでしたので、特に厳しい質問も無く、特に困ることもありませんでした。聞いてもらえただけで満足ですが、出来れば他大学の学生や教授に聞いてほしいと思いました。
中村:去年も何度か学会で発表させていただいたので、あまり緊張せずに発表でき、聞いてくださる方も2人いらっしゃってありがたかったです。口頭発表でもこの経験を活かしてあまり緊張しないようにしていきたいと思います。
永濱:今回の発表では誰も来ることがなかったので発表の練習にはなりませんでしたが、心構えはできたと思うので次回の神戸では頑張りたいと思います。
上田:初めての学会でしたのでとても緊張しましたが、十分な予行練習を重ねていたおかげで本番でも大きなミスをすることなくやり遂げられました。聴講者からも貴重なご意見を頂けました。
山脇:初めての学会というのもあり、直前まで顔が赤くなるほど緊張していたが本番では練習通りに発表出来た。質疑応答では30分ほどアドバイスをいただきとても勉強になりこれからの研究の糧にしようと思います。

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