高分子年次大会が千葉・幕張メッセでありました。
2017年5月30,31日
 
 高分子年次大会が千葉の幕張メッセでありました。今回は院生全員の10人が発表をしました。初めての学会だった人もいると思いますが、うまく説明できたでしょうか?今回のことは次回以降の参考にして頑張ってください。
(今回の発表)
1)十分にエステル交換したPoly(ethylene terephthalate)/Poly(butylene terephthalate) ブレンドの分子構造の解析
(龍谷大理工)○矢野 雅也・中沖隆彦・石原英昭(東洋紡)伊藤勝也
2)ポリビニルアルコールの水浸漬による結晶化度の向上
(龍谷大理工)○小梶寛太・中沖隆彦
3)羽下 カーボンブラック入りのPoly (butylene terephthalate)を射出成型したときの表面と内部における結晶化挙動の違い
(龍谷大理工)○羽下昌徳・中沖隆彦・石原英昭(東洋紡)山下勝久
4)山内 グリセリンを含む混合基質を用いてのポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)の生合成でのPHA収量の向上
(龍谷大理工)○山内一平・中沖隆彦
5)アタクチックポリプロピレンの局所規則連鎖での結晶化
(龍谷大理工)○西田幸一郎・中沖隆彦
6)イオン液体を用いた高い吸水性のセルロース/Poly(vinyl alcohol)ブレンドフィルムの作製
(龍谷大理工)○田中彬智・中沖隆彦
7)シンジオタクチックポリスチレン/クロロホルムゲル中の溶媒の凝集状態
(龍谷大理工)○奥田勇助・中沖隆彦
8)P. putidaによるノナン酸と5-フェニルペンタン酸を用いたポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)の生合成
(龍谷大理工)○田中雄規・中沖隆彦
9)R.eutrophaによるポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)二元ブロック共重合体の生合成とミセルの形成
(龍谷大理工)○小前田智・中沖隆彦
10)エチレン/ビニルアルコール共重合体の熱処理温度とモルフォロジーの関係
(龍谷大理工)○西田修佑・中沖隆彦

(学生のコメント)
矢野:いつも通り落ち着いて発表することができました。残りの学会もしっかりとこなしていきたいです。
小梶:多くの方に説明することができたとともに、親切にご指摘いただけたことで、有意義な学会でした。
羽下:いつもよりは来てくださった方が少なかったですがしっかりと説明することができました。今後もこの調子で頑張っていきたいです。
山内:今回の学会は、専門の方ではなくあまり知識の無い方が多い印象でしたが、しっかりと説明することができたと思います。
西田幸:思っていたよりもたくさんの人が聞きに来てくださり、多くのアドバイスもいただいたので今後に活かして行きたいと思います。
田中彬智:聞きに来て下さった人は多くありませんでしたが、落ち着いて発表ができ、内容の濃い質問やアドバイスをいただけました。この経験を活かしてさらに力をつけていきたいと思います。
奥田:初めての学会で緊張していたため、最初は練習通りには発表できませんでしたが、最終的には緊張もなくなり、しっかり発表することができました。
田中雄規:生分解は人がこないかもと言われて挑んだ初めての学会でしたが、4人に方に聞いていただきました。行く前は不安でしたが終わってみれば楽しい学会だったと思います。これからも大変なことが多いと思いますが、何事も楽しんでいきたいと思います。
小前田:初めての学会でとても緊張しましたが話を聞きに来てくださった人がとても優しかったのですぐに緊張が解け落ち着いて受け答えをすることができました。この経験を次の学会に生かしていきたいと思います。
西田修佑:初めての学会だったこともあって最初は緊張していましたが、説明やディスカッションを重ねるうちに段々と落ち着いて話せるようになっていました。この貴重な経験と見て  下さった方から頂いた意見や助言を今後に活かしたいと思います。