高分子討論会が神奈川大学でありました。
2016年9月14日
 
 高分子討論会が神奈川大学でありました。東横線の白楽か東白楽が最寄駅ですが、東白楽からは結構ややこしい道でした。発表は院生7人が行いましたが、午前中の合成高分子の発表には各ポスターで10人ぐらいの人が聞きに来てくれたようです。午後からの生分解グループは少し少なくて4,5人程度でした。
(今回の発表)
1) 溶媒浸漬を複数回行なって作製したポリビニルアルコールフィルムの結晶化度とガス透過性
(龍谷大理工)○宮永 将行・中沖隆彦
2) 固体高分解能13C NMRによる超高分子量ポリエチレン繊維の異なる温度での高次構造解析
(龍谷大理工)○池西 孝成・中沖隆彦・石原英昭
3) ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートのX-Ray/ DSC同時測定の比較
(龍谷大理工)○永井 創・中沖隆彦
4) Poly (butyleneterephthalate)の射出成形プレートの表面から内部にかけての結晶化と配向性
(龍谷大理工)○羽下 昌徳・中沖隆彦・石原英昭(東洋紡)山下 勝久・船城健一
5) ポリエチレンテレフタレート/ポリブチレンテレフタレートのエステル交換により形成する分子構造の解析
(龍谷大理工)○矢野 雅也・寺田秀隆・中沖隆彦・石原英昭(東洋紡)伊藤 勝也
6) 飽和および不飽和脂肪酸を炭素源としたポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)の生合成とその架橋
(龍谷大理工)○道下 武尊・中沖隆彦
7) 炭素源としてグリセリンとアミノ酸の混合基質を用いてR.eutrophaにより生合成した Poly(3-hydroxybutyrate)
(龍谷大理工)○山内 一平・中沖隆彦

(学生のコメント)
池西 日本語での最後の学会発表だったので、色々な思いが込み上げてきましたが、最後の集大成として素晴らしい発表ができたと思います。
永井 思っていた以上に参加者が多く、少し緊張しましたが何とか落ち着いて発表できたのではないかと思います。
宮永 ポスター発表にも慣れ、落ち着いて発表することができました。今後もうまく発表を行っていきたいと思います。
道下 発表内容についていつもより多くの質問がきました。同じような研究をしている方でしたので確認やアドバイスなど、お互いの研究に役立つ学会になりました。
羽下今回のポスター発表は二回目ということもあり落ち着いて発表することができました。質問に対しても対応もそれなりにできたと思います。
矢野  三回目の学会で発表は滞りなくできましたが、慣れてきた分もっといいデータを出して興味を持ってもらえるポスターを作りたいと感じました。
山内 今回のポスター発表では、質問よりも多くのアドバイスを頂けました。これからの研究に生かしていきたいと思います。