報告書1回目
2011年9月26日
 
拝啓、研究室の皆様
みなさん学会準備お疲れ様です。横田佳樹です。
今回、カリフォルニア大学デービス校の理工学部への留学プログラムに参加させていただくことになった修士2年の横田です。先輩方同様、
Stroeve教授の指導の下で、研究を行っていきます。

今回初めての報告となりますが、ここに至るまでに協力していただいた中沖先生、田和先生、国際部の皆さま、Davisの方々、両親、友人に改めて感謝致します。また来年デービスに行きたいと言う学生はまだいない様なので、後輩達が行ってみたくなるような報告書にしていきます。こちらに来て一番の収穫は、自分が何を日本でしてこなかったが明確にわかる。ということです。そしてそれらを解決するために「何をしないといけないのか」も明確になるということです。こちらで成し遂げる目標を立てたのでそれを達成できるような日々を過ごしていきます。
UC DAVIS
 先輩方からもお話は聞いていましたが、UC DAVISはとても大きなキャンパスで木々がたくさんある落ち着いた雰囲気のキャンパスで、治安もとても良い場所です。Davis自体、到着してから今まで雨も降らず、日中はTシャツ1枚で過ごせるくらい穏やかな気候です。ただ室内は冷房が利きすぎている所が多々あるので、どの時期に行くとしても上に羽織るもの1枚あれば便利だ、と実感しています。研究室もとても寒いです。

研究室、日々の過ごし方
 9月6日に到着して次の日にはStrove先生とディスカッションしました。1度ではほとんど聞き取れず、何度も聞きなおしてなんとか意思疎通に努めています。翌日からは事務的な登録に周りつつ何もない時は研究室に行って自習をし、夕方に帰宅するという日々を送っています。研究室には現在アジア人数人、インド、トルコ人が1人ずつ、そしてアメリカ人が1人というとても多国籍な研究室です。たまにお昼を一緒にとっているのですが、様々な文化を学べてとても有意義です。そして唯一のアメリカ人のKyle君は私とほぼ同じ時期に来たということもあり、今とても仲良くしていただいております。彼はどこからともなく様々なイベントを収集してきて私をそのイベントに誘ってくれます。これまで土日を利用して、サクラメントツアーに参加しました。サクラメントツアーではお昼に日本食と中国料理のバイキングができる店で食事をし、その後、州行政の中心地「カリフォルニア州庁舎」を観光しました。噂通りとても綺麗で落ち着いた場所でした。
Homestay
 出発までに結局ホームステイ先が見つからず最初はホテル暮らしだったのですが、到着後すぐにホームステイ先が見つかり現在は無事にホームステイ先で過ごしています。父はMike母はDeannaと言う名前で、二人ともとても親切です。これまでも日本人や中国人など数多くの留学生を受け入れてきたらしく、Deannaの料理はとても美味しく、むしろ日本にいる時より健康的な日々を過ごしています。場所はwoodlandという場所で、毎日自転車で10分ほどかけてバス停まで行き、バスで15分かけて大学まで行っています。こちらはバスに自転車を積むことができますし、バスもIDがあれば無料なので、今のところ不便さは感じていません。
その他(BBQとピクニック)

 こちらに来てビックリしたのは毎日のようにどこかしらでBBQが行われているということです。日本のBBQとは違い、肉だけ焼いて自分でハンバーガーやホットドックを作るのが主流のようです。私も2度ほど新大学院生歓迎会に参加させていただきましたが、kyleの連れてくる友達はほとんどが生粋のアメリカの若者達なので話すスピードがとても速くほとんど聞き取れません。そしてこちらの学生はピクニックも好きなようです。フットボールやフリスビーで遊ぶのがポピュラーのようで、その時はフリスビーを使ったラグビーのようなスポーツ、アルティメットをやっていました。そしてさすが秀才大学だと感じたのは、彼らは必ず名前を聞いた後に専攻を聞いてきます。語学面以外でも学ぶべきところは多々ありそうです。
今後
 IDも手に入り、1度目の安全講習も終わり、来週から徐々に研究もスタートできそうです。また語学学校も来週から始まるので、研究と上手く両立させながら毎日を充実させていきたいと思っております。
 長くなりすぎました、まだまだ準備段階ですが、毎日が未知との遭遇で非常に充実した日々を送れています。