高分子討論会が岡山でありました。
2011年9月28日−30日
 高分子討論会が岡山大学でありました。今回は学生のポスター発表9件と私の口頭発表1件のトータル10件です。28日の夜は学生全員に加えて倉敷にある大手企業に勤めている同期を招いて飲み会をしました。
(今回の発表)
1) P.putidaによるノナン酸とグリセリンを炭素源としたポリヒドロキシアルカノエートの生合成とその物性
(龍谷大理工)中沖隆彦、三浦孝博、○佐篠慶
2)凍結解凍法によるPVAハイドロゲルから作製したフィルムの物性評価
(龍谷大理工)中沖隆彦、中野辰朗、○福森大志
3) 架橋剤としてジビニルベンゼンを用いたシンジオタクチックポリスチレンの重合と力学物性の評価
(龍谷大理工)中沖隆彦、○赤坂悟志
4)アイソタクチックポリスチレン/cis-デカリンゲルの分子構造
(龍谷大理工)○市田順寛、中沖隆彦
5)アタクチックポリプロピレンの分子鎖に束縛された溶媒の融解挙動
(龍谷大理工)○福井大相、中沖隆彦
6)菌体内にあるポリヒドロキシアルカノエートが非晶として蓄積される理由の検討
(龍谷大理工)○坂本 真人・中沖 隆彦
7)W. eutropha による PHB-b-PHBV ブロック共重合体の生合成と物性評価
(龍谷大理工)○山岸 理沙・石井 大輔・中沖 隆彦
8)共重合体ポリ(ヒドロキシブチレート-co-ヒドロキシヘキサノエート)とポリヒドロキシブチレートのブレンドフィルムの力学物性と分子構造
(龍谷大理工)○枝川 侑史・中沖 隆彦
9) 熱分析と小角X 線散乱によるポリ(ヒドロキシブチレート-co-ヒドロキシバリレート)ゲル中の凝集溶媒の定量化(龍谷大理工)○保木 勇人・中沖 隆彦

(学生のコメント)
市田:最後の学会発表(多分)でしたが、質問者は3人と少なく、ほぼ立っているだけとなりました。発表前日に後楽園と岡山城まで歩いていったため、足がとてもだるかったです。それと、倉敷の大原美術館も行ってみました。疲れたけど楽しかった3日間でした。あとは就活を決めて早く楽になりたいです。
佐篠:初めての学会という事でかなり緊張しましたが、4人の方に来ていただきました。上手く説明は出来ませんでしたが、次に活かしたいと思います。
福森:今回の発表が初めての学会だったので最初はかなり緊張しましたが、自分なりには上手く説明できたと思います。日頃の質問とは違う質問が多かったので今後の課題にし、活かして生きたいです。某大手繊維メーカーの方との飲み会は非常に楽しく美味しいお酒が飲めました。
赤坂:発表は6人の方に来ていただき様々な意見交換などが出来て非常に充実した時間を過ごせました。飲み会では某大手企業の方と一緒でしたが何を話していいのか分かりませんでした。次はどうにかできるようにしたいです。
坂本:最後の国内学会ということで良い意見交換が出来たと思います。
保木:3日間のんびりゆっくり出来ました()
福井:初めての学会で緊張しましたが無事学会を終えられてホっとしました。また半分旅行のような感じでもあったので楽しかったです。
山岸:国内最後の学会という事で良い意見交換が出来ました。
枝川:国内では自分の研究分野はやや人気がなさそうなのかなと感じましたが、来られた方と話し合いしたなかで、今後の課題が明らかとなり有意義な学会となりました。