放送大学で講義をしました。 2010年10月17,18日 |
放送大学の面接授業を瀬田キャンパス内にある、放送大学の滋賀学習センターで行いました。今回は普通の大学生1年生向けの「生活の中の化学」をベースにした話を、2日間(85分*4校時*2日)の集中講義の形式で行いました。年齢層が30代から80代までと幅広く、普通の大学生向けとちがい、レベルも違うので、少し苦労しました。また普通の大学生ですと単位が取れればいいということで、寝てる学生さんもいますが、放送大学は意識の高い方ばかりですので、雰囲気は全く違いました。また私からの問いかけに対するレスポンスも全く違うものでした。 80歳を超えても、まだまだ学ぶことが多いと言われていた方がおられました。私もそういう年齢になっても前向きに学ぶという姿勢を持ちたいものだと感心した次第です。 1)グリーンケミストリー(環境にやさしい化学はトレンド!) 2)天然繊維と合成繊維(綿とポリエステルの違いは?) 3)酵素パワーの洗剤 4)偶然の大発見−ゴムの化学−(ゴムはなぜ伸びるの?) 5)色の化学(空が青いのは?花火が鮮やかなのは?) 6)ジェル(紙おむつから水が出てこないのは?ソフトコンタクトレンズはゲル?) 7)微生物発酵(日本酒と蒸留酒) 8)液晶とはなに?(液晶ディスプレイとプラズマディスプレイ) |