デービス最終報告
2010年2月19日

本留学の主な目的は研究ですし、現地での生活は実験を軸にスケジュールを組んでいました。そして新しい環境でそれまでと違ったセンスを持った研究者の方々に囲まれての研究生活を楽しんでいました。ですが、留学の魅力はこれだけじゃないと断言できます。私を送り出していただいた中沖先生を始め学科の教授の方々も、みなさんが海外の魅力を知っておられるからだと思いますが、「研究も当然ですが、海外での生活そのものを満喫してきなさい。」と言っていただきました。
 私は過去にも短期ではありますが留学経験があり、その時に経験した海外での暮らしや現地調達の英語力をもう一度試したいという思いで留学を決意しました。もちろんそのために準備もしましたが、やはり現地に行って体感しないと分からない感覚があると思います。「今自分は海外にいるのだ。ここで生活をして、今日も明日も英語でアメリカ人と話すのだ。」この非日常的な快感のために留学したようなものです。英語力やこちらでの研究スタイルが学べるのはもちろん、必ず度胸や根性、新しい価値観や視野を得られたと感じていますし、さらに今後の自分の「伸びしろ」を感じました。私にとっての留学は度胸試しとレベルアップです。