研究生活にも触れたい
2009年10月31日

 今回は少し私の研究生活にも触れたいと思います。前回のレポートでも述べましたが、九月は研究室に入るための手続きや有機系の薬品を扱うための安全講習などを受講しました。研究室の安全管理や教授や学生とのかかわり方は龍谷大学理工学研究科の私の研究室のスタイルと良く似ていて困惑する事はあまりありません。しかしもちろん情報交換は英語になるので、化学系の技術英語が必須になり、単語は論文で覚えていても発音やリスニングが億劫なる事が多々あります。また装置や器具の扱い方や自分の研究テーマなど確実に理解しなければならない事は表現を変えて聞き返し、確認するように心がけています。教授や学生からも私の英語力の乏しさを良く理解していただいているので、とても親切に接していただけています。また「まず良い関係を築いておこう。」と、黙々と自分の作業に没頭する学生に実験内容以外の会話を投げかけたりと、奮闘しています。
 エクステンションの授業に出ていた頃は朝九時から十一時まで受講し、昼食を取って一時から研究室に行き、六時頃帰宅していましたが、今は朝九時から研究室に行って作業をしています。といっても実験の合間を見つけてはエクステンションセンターのある一角へ赴き、友達と喋ったり週末や旅行の計画を立てて過ごしています。研究に関しても何かと頭を悩ませる事が少なくありませんが、こちらへ来てから出会った友達や研究室のメンバーは皆優しい方々ばかりなのでいつも心の支えになっています。