高分子討論会が熊本大学でありました。
2009年9月16-18日
 高分子討論会が熊本大学でありました。今回は私がドイツ滞在中でしたので学生だけで参加してもらいました。皆さん、ちゃんと発表できたでしょうか?
(今回の発表)
1)
セロビオース及びマルトースの酵素加水分解糖を炭素源としたW. eutrophaによるポリ(3-ヒドロキシブチレート)の生合成
(龍谷大理工)○高岡 奈奈美・石井大輔 ・中沖 隆彦
2)SANSと熱測定によるアイソタクチックポリプロピレンゲル中溶媒の凝集サイズの精密定量
(龍谷大理工)○藤原愛美,中沖隆彦,(日本原子力研究開発機構)小泉智,山口大輔,(早大理工)井上和子
3)アイソタクチックポリスチレンゲルの架橋点における分子構造
(龍谷大理工) 中沖隆彦・西村拓也・○市田順寛
4)W. eutropha による奇数鎖脂肪酸からのポリヒドロキシアルカノエート共重合体の生合成メカニズム
(龍谷大理工)○谷上耕一郎, 北村貞嗣, 石井大輔, 中沖隆彦
5)凍結解凍サイクル条件の異なるポリビニルアルコールハイドロゲルの作成と束縛水の凝集サイズ
(龍谷大理工)○中野辰朗、中沖隆彦
6)ポアサイズの異なるδe型シンジオタクチックポリスチレンへのアルコールの含有
(龍谷大理工)○古川健一, 中沖隆彦
7)P. putidaでのグリセリンと脂肪酸を炭素源に用いたポリヒドロキシアルカノエートの生合成
(龍谷大理工)○三浦孝博, 石井大輔, 中沖隆彦

(学生のコメント)
中野:ポスター発表という事で比較的気楽に火の国へ乗り込みました。発表は日本人
4人とインド人ぽい方1人に来ていただき、和やかにディスカッションすることが出来ました。口頭発表も興味深い発表が聞けて、無理してバスで行った甲斐がありました。やはり熊本、馬刺しにお酒、最高でした。
市田:初めての学会発表ということで、とてつもなく緊張していたのですが、なんとか乗り切ることができました。聞きにきてくださった方は3人で、自分の知識の範囲内で回答することができたのでよかったと思いました。他のポスターを見ていて思ったのですが、知識をもっとつけることと、実験をしてデータを出していこうと改めて思いました。
藤原:ポスター発表でしたが多くの方にご質問いただきました。中には厳しいご意見も頂きましたが、これを励みに後期も頑張っていこうと思います。
古川:初めてのポスター発表ということで、11での発表がうまくできるか、また相手の疑問に答えることができるか不安でしたが、なんとかなり良かったです。(話を聞きに来てくれた人は80分間で2人でしたが…)
三浦:ポスター発表ということで、ちゃんと人が聞きに来てくれるのだろうかと心配していましたが、3人の方が聞きに来てくれたのでホッとしました。思っていたほど緊張する事もなく説明と受け答えが出来たので良かったと思います。
高岡:今回の学会では、特に酵素について深くディスカッションできたので、得られた情報を実験に活かしていきたいと思います。
谷上:初のポスター発表だったので不安もありましたが、思っていたよりもきちんと発表できたのでよかったです。いろいろな質問や意見があったので今後の参考にしていきたいと思います。