さて皆さん。今回は僕の周りで起こった事件について書かせていただきます。
そうあれは先週のことでした。夕方実験を切り上げた僕は自転車に乗りホストファミリーが待つkim’sマーケットに向かいました。kim’sマーケットには多くの日本食そしてチャイニーズフードがそろっているDavisでも有名(らしい)スパーマーケットです。
僕はホストファミリーと日本食を作る約束をしたのでその食材を一緒に選ぶためそこに向かいました。
Davisのダウンタウンに入り、のんびり自転車をこいでいたそのとき、突然激しい衝撃と同時に黒い大きな車が目の前に現れ、その後も肩を強く押され、道路に転げ落ちました。そして車はそのまま直進していきました。つまり僕はこのアメリカで人生初のひき逃げにあってしまったということです。
道路に横たわった僕はすぐに起き上がり、文句を大声で言っていたら後ろから車から初老の夫婦が駆け寄ってきて「大丈夫か?」と声をかけてくれました。その後も彼らは僕の体をきづかってくれ警察とレスキューを呼んでくれ、英語ができない僕に変わって事故の説明をしてくれました。僕は本当に助かりありがたく思いました。
そうこうしているうちに彼らも帰り、30分ほど経ち、犯人の車を捕まえたから確認してくれといわれたのでポリスカーに乗せられ車の確認をし、開放されたのは待ち合わせの時間から1時間も過ぎたときでした。もちろんホストマザーは待っておらず。僕は家に帰ることにしました。
しかしまだ災難は続き、帰りのバスに乗り遅れ、そして挙句の果てには次の日にはストローブ研究室の器具をわってしまい、ストローブ先生に軽く怒られてしまいました。この数日は僕にとって苦悩の日々でした。
幸いにも事故で足を打っただけで僕には大きな怪我がなくよかったのですが、本当に怖かったです。しかし後で事故のことが新聞に掲載されしまいエクステンションやストローブ研究室では「ひき逃げされた人」と有名人になってしまいました。
来年Davisに来る方に忠告します。Davisは自転車の多い街です。自転車がないと不便です。しかし交通事故もよくあるみたいです。自転車に乗るなら気をつけてください。
|