茨城県東海村で中性子小角散乱実験を行いました。
2008年7月28日-31日
 今回の中性子測定は日程がなかなか決まらなかったが、何とかこちらの希望の日程で測定を行うことができた。来年以降マシンタイム確保には論文を出す必要あろう。O原さんに期待したいところだ。今回の参加者は早稲田の井上先生、M2の後藤さん、M1の西村君、藤原さん、B4の中野君です。

 それはさておき、今回は私にとってはきつい東海村であった。前週までの疲れがでたのか、39度を越える高熱が出てしまい東海に行くのは無理かと思ったが、学生だけでは測定不可なので教員同伴が必要なのでとりあえず無理を押して東海に行った。途中、上野で解熱剤を買って向かったが、マOケな学生の1人が上野で切符がないとかいって(結局あったようですが!)東海駅で1時間待つことになった。
 次の日もきつかったが測定スタートに少し立ち会って早々に宿に引き上げた。実験は山口先生、井上先生、学生に任せても大丈夫なところまで来ているので大丈夫だろう。解熱剤をもらおうかと地元の村立東海病院に行った所、CT検査などの検査に続いて結局入院ということになった。(飲み薬でもいけるけど点滴の方が早いということだったので)
 結局、今回の実験は全て学生を中心にやってもらったが、スケジュールどおり測定も終わり順調だったということである。結果はこれからの解析待ちである。私自身は土曜日に大阪に帰ってくることができた。
(中野君のコメント)今回の茨城への小旅行(もちろん実験のため)は、先生には申し訳ありませんがとても楽しいものとなりました。初日から最終日まで何度もファミレスにお世話になりながら、フォンダン・ショコラにも出会い・癒され、毎晩現実逃避しながら過ごしました。測定のほうは、偉大で献身的な山口さんと井上先生におんぶに抱っこ状態でした。さらに、私たちの睡眠時間を増やそうと、測定時間をわざと間違えてくださいました(妄想)。また、山口さんはとても中性子の話を分かりやすくしてくださり、有意義な時間となりました。必要な知識+限りある時間を楽しむ技術を身に付けた3泊4日でした。