高分子年次大会(パシフィコ横浜)で研究成果報告をしました。
2008年5月28-30日
 高分子年次大会が横浜のパシフィコ横浜でありました。今回はアフリカ会議もパシフィコ横浜で開催されているということで、いつもより会場はせまくポスターがメインでした。卒業生の中杉君、桝谷君、藤川君も発表に参加してくれました。ご苦労様でした。
 28日の夜は新横浜の近くでコンパをしましたが、原研の山口先生も参加していただけました。ありがとうございました。
(今回の発表)
1)ジビニルベンゼンにより架橋されたシンジオタクチックポリスチレンの合成と物性評価
  (龍谷大理工)O後藤 直子、中沖 隆彦(奈良先端大) 板垣 浩司
2) 混合溶媒系でのシンジオタクチックポリスチレンゲル中の束縛溶媒
  (龍谷大理工)O大熨 昭夫、中沖 隆彦
3)ゲル化を利用した粒子状多孔質ポリ乳酸の作成と粒子径制御
   (龍谷大理工)O中杉 久彦、中沖 隆彦
4)中性子小角散乱と熱分析によるアイソタクチックポリプロピレンゲル中の溶媒の凝集サイズの比較
  (龍谷大理工)中沖 隆彦、O藤原 愛美、(早大理工)井上 和子、(原研)小泉 智、山口 大輔
5)結晶性アイソタクチックポリスチレンゲル中に取り込まれた溶媒の融解挙動
   (龍谷大理工)中沖 隆彦、O西村 拓也
6)ポリエチレン/アイソタクチックポリプロピレンブレンドゲルのモルフォロジーと束縛溶媒の関係
   (龍谷大理工)O桝谷 剛史、中沖 隆彦
7)ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-バリレート)とセルロースエステルのブレンドによる相溶性と物性改善
  (龍谷大理工)O藤川 祐一郎、中沖 隆彦
(コメント)
大熨:高分子学会はもう何度目かになりますが、すばらしい研究者の方の発表を聞く度に自分の研究テーマへの意欲が益々湧きあがるのを感じます。
後藤:しっかり煮詰めた発表内容でも様々な分野の研究者の方の意見を聞く事で、まだまだ掘り下げるべき点が挙がり今後の研究への刺激になりました。
藤原:アフリカ開発会議は大変印象的でした。まだまだ勉強不足なようで、今後ますます精進していきたいと・・・。
西村:2回目のポスター発表でした。発表内容ももちろんですが、質疑応答の際に簡潔に説明し、相手の意見を促すための話術を磨く必要があると感じました。
高岡研究室内の発表を始め、様々な分野の発表に触れる事で7月に控えたポスター発表の参考になりました。
中野:いくつか発表者の方に説明をしていただきましたが、これから知らなければならない事が多々あることが分かりとても参考になりました。