デービスでの近況報告
2006年10月17日
 毎日、私はサンプルのポアサイズをFlow measurementで測定しています。しかしながら、エクステンションセンターなどに行きながら、研究をしているためか、1日に1サンプルしか測れず、失敗もしばしばあるのでなかなか思ったように実験が進まなくて少し悩んでいます。そういうと時は壁のアインシュタイン(写真A参照)に「I’ve mistaken my experiment again. Please tell me what you actually do when you happen same case??」と話しかけてアドバイスを求めます。返事を返してくれませんが。エクステンションに行くのをやめようかと思いますが、高い授業料を払ってしまったのでそうも行かず、我慢していっています。エクステンションもVocabularyを増やすという面では優れているが、会話はただ授業に出ているだけではうまくならないと思う。英会話の一番の上達法は自分よりも会話がうまい人とひたすらコミュニケーションする事だと思う。同じレベルの人と話したところで英会話力がキープはできてもアップはできないと思う。だから、デービスに来る人は現地で彼女を作るなどしてアメリカ人と話しましょう。勿論、英語ができないと彼女はできませんが。 

自己分析
 デービスに龍谷大学から1人で来たためか、私は日本にいた頃と比べものにならないほど成長したと思います。日本にいた頃は「誰かがどうにかしてくれる」、「誰かが勝手にやってくれる」としか考えていませんでした。そう、私はいつもいい訳ばかりして、プライドばかり高く、誰かに責任転嫁して物事から常に逃げているだけの人間だったのです。
 しかしながら、デービスに着てからは何回も失敗を繰り返し、自分の小ささを毎日実感し、帰宅後涙を流す日々が続きました。そして、ある時「泣いてばかりいてもどうにもならない。俺が自分でどうにかしなくてはあかん。デービスでは自分で解決しないと誰もやってくれない。」と思うようになりました。それから、私のデービスのチャレンジが始まったのです。(この話をすると、なぜか涙が止まらなくなるので続きはまたの機会にします。)
 ところで、私が4回生の時に○沖先生から言われた「ただ、人の言う通りに動くだけだったら、小学生にでもできる。研究は自分で考え、行動しなくてはならないよ。」という言葉を思い出した。何事を自分で考えて挑戦する事は恐い事である。確かに挑戦すると失敗するかもしれないし、恥ずかしい思いをするかもしれない。時にはその失敗によってどうすることもできず、涙する時もあるかもしれない。でも、本気で何事にもチャレンジする事は絶対無駄にはならないと思います。私はデービスで数多くのチャレンジをして何回も失敗し、その都度落ち込みました。その経験のおかげで毎日寝る暇が無いくらい忙しいですが、楽しめているのです。デービスで研究するという貴重な体験を与えていただいたことを心から感謝しております。