日系アメリカ人のすばらしさ
2006年10月15日

 私は週に2回(最近、トーナメントが近いので毎日)研究後に柔道部で練習させていただいております。先日、いつものように練習に行くと日本人らしき黒帯の60歳くらいのおじさんが立っていた。私は話しかけずにいられなかった。そして、(Nice to meet you. I’m Naoki.)と話しかけたら、(Come from Japan??) と話しかけられたので、「Yes, I did. と答えた。そうすると、「日本のどこから来ました??」と片言の日本語で話しかけてきた。私はその方が日本語ペラペラと思ってしまい「京都から来ました。あなたは京都に行ったことはありますか??」と久しぶりに日本語で質問したが、通じず英語で同じ質問をした。そうすると、英語で「言ったことはないけど、私の父と祖父は広島出身です。私はアメリカで生まれて国籍はアメリカだけど、日本人です。」とおっしゃられた。確かにその方は今のどの日本人よりも礼儀正しく、今の日本人が失ってしまった思いやりの心を持ち合わせているのである。しかしながら、この世代の日系人は太平洋戦争のために家や財産をアメリカから没収された上に強制収容場に送られ、戦後何十年もJapと罵倒さて、苦労ばかりさせられたはずなのに、日本を憎むことなくこうして日本人であるというポリシーを守り続けていることに涙が出そうになった。私が、そのような思いをさせられたらおそらく日本人であるといわないと思う。その事を考えると、私の苦労なんてたいした事ないので、絶対めげることなく何事にも挑戦し、頑張っていこうと思う。また、柔道は4段(今は、年で体がボロボロらしく教える事に専念)でUCデービスの職員をしながら、ボランティアで柔道を教えたいと思い週2回来られています。私にも、「体痛いよ。」とか「どうした?」とか日本語でたまに話しかけくださるのですごくリラックスできます。(しかし、答えは英語しか通じない)その人のおかげで、腕立て伏せ200回、腹筋200回を腕などが痙攣しながらも達成する事ができました。もっとやりたかったですがアバラ骨が骨折しているので監督に止められました。しかしながら、骨折してもやり続ける大和魂を日系人の方に見せられたので満足しています。練習後、その方は用事があるらしくあまり話せなかったが今後、いろんなことを話したいです。 
 最後にエクステンションにいる態度の悪い日本人達は礼儀正しい日系人を見習うべきだと私は思う。私も日系人の方にがっかりされないように礼儀正しく生活したいと思う。