近況報告5
2006年10月4日
 語学力の至らなさからエクステンションセンターに行くことにした。しかしながら、日本人は多すぎである。少し、気が抜けてしまった。なぜなら、私よりも英語がうまいのにも関わらず、彼らは授業以外、日本人としか話さず、日本語しか話さないのである。私の場合は幸運な事にホームスティも同じでクラスも同じ台湾人の友達がいるので英語ばかりで会話しています。(絶対に、エクステンションセンターが終わるころには、彼らよりもうまくなってやろうといつも誓い合ってます。)私のエクステンションセンターのクラスはレベルの差が激しく、結構話せる人もいれば、あまり話せない人もいます。授業は楽しいですが、少し暇で(I am just bored every day.)と台湾人の友達にいつも愚痴をこぼしてます。そう、私のエクステンションセンターで仲良くしている友達(日本人1、台湾人1人)は2人います。しかし、絶対に日本語禁止です。それは、台湾人の友達がせっかく仲良くしてくれているのに日本語で話すと失礼に値すると考えたからです。その日本人とは日本語で「日本人だとどうしても日本語はなしてしまいますよね。」以外、日本語で話したことがありません。しかしながら、3人で話し始めると1時間以上会話が止まらなくなります。おそらく、全員目標があるからでしょう。この前、3人で夢について語りましたが、その日本人はコックで夢はアメリカで日本料理店を開くことだそうです。台湾人はアメリカでデザイナーになるのが夢だそうです。

(研究について)
 研究については、この前お世話になっているストローブ先生とディスカッションをさせていただきました。私の場合、ポリマーの膜を用いた溶液の拡散について Transport measurementを用いて研究を行う予定ですが、この前のディスカッションの時に「AFMでサンプルのことをもう一度再確認した方がいいのではないか。」という有難いお言葉をいただいたので実行したいと思います。AFMは私がデービスに行く直前に龍大に届いたのですが、今まで1度も使ったことがないので少し不安です。しっかり、院生に使い方を聞く必要がありそうだ。ディスカッションを40分ぐらいして、「Thank you for advicing me today.」といって教授室を出ようとしたら、「Do you have any plan on this Friday, Naoki??」と質問された。勿論、予定はないので、「No, I don't have the plan.」というと研究室内でバーベキューをPM5時から行うそうだ。楽しみである。また、カメラが直ったので写真を送ります。
(柔道について)
 最近、新入生が柔道部に体験入学で練習に参加してきます。聞いた話によると彼らのほとんどは高校時代にレスリングのグレコローマン(日本人が苦手としている種目)出身なので力はメチャクチャ強いです。しかしながら、柔道は力だけでは勝てないということを証明したかったので昨日はボコボコニ投げてやりました。練習後、その新入生が興味を持ってくれたらしく、私にたくさん質問してきました。「Judo is different from wrestling.  If you wanna be stronger, you actually need not only power but also to get technique.」などと答えさせていただきました。後、柔道の休憩時間に新入生によくからかわれます。私の英語力が不完全なので少し面白いんでしょう。しかしながら、そんなに英語がうまくない日本人に話しかけてくれるのに毎日感謝しています。練習後は、部員の連中たちとプロレスごっこをして毎日遊んでます。(私の体は傷だらけですが)しかし、おかげで子供は英語が話せなくても友達ができるのかという、プロセスが良く分かった。練習は辛く、練習後は柔道着が血まみれになるくらい傷だらけになりますが、得るものがかなり大きいので続けようと思います。