高分子討論会が富山大学でありました。
2006年9月20-22日

 富山大学で開催された高分子討論会に参加しました。大阪からはサンダーバードで3時間ほどです。北陸で高分子学会が開かれるのは久しぶりですが、地方都市ですので高分子学会のような大きな学会があると駅に“歓迎”の垂れ幕がありました。富山大学は路面電車で10分ほどのところで便利なところにあります。今回学会が初めてだった人、最後の締めくくりの学会だった人もいます。成果はどうだったでしょか?
(今回の発表)
1)二糖類および多糖類と分解酵素を組み合わせたRalstonia eutrophaによるポリヒドキシアルカノエートの生合成
(龍谷大理工)中沖隆彦、○黄瀬友美子 (アーザス)栗山昌樹
2)脂肪酸を基質としたポリヒドロキシアルカノエートの生合成におけるグリセリンの影響
(龍谷大理工)中沖隆彦、○北村貞嗣 (アーザス)栗山昌樹
3)ポリ(3-ヒドロキシブチレート)と様々な生分解生高分子をブレンドしたフィルムの相溶性と物性解析
(龍谷大理工)中沖隆彦、○兵頭英統
4)超臨界二酸化炭素で処理したδe型シンジオタクチックポリスチレンの有機溶媒の選択的取り込み
(龍谷大理工)中沖隆彦、○後藤直子、齋藤幸司
5)グリセリン/水混合溶媒系ポリビニルアルコールゲルとフィルム膨潤ゲル中の溶媒の束縛状態ゲル中の溶媒の束縛状態
(龍谷大理工)中沖隆彦、○山下裕之
6)シンジオタクチックポリプロピレンゲル中の分子鎖凝集状態と溶媒の束縛状態
(龍谷大理工)中沖隆彦、○山下功太郎
7)アイソタクチックポリプロピレンゲルの相構造と溶媒の関係
(龍谷大理工)中沖隆彦、○谷村泰行
8)ポリ乳酸/有機溶媒系中の分子鎖モルフォロジーと溶媒の関係
(龍谷大理工)中沖隆彦、○中杉久彦
9)高密度および直鎖状低密度ポリエチレンゲル中の高次構造の相違と束縛溶媒の関係
(龍谷大理工)中沖隆彦、○桝谷剛史
10)  シンジオタクチックポリスチレンゲルの分子鎖モルフォロジーと溶媒の関係
  
(龍谷大理工)中沖隆彦、○大熨昭夫、今村直樹

(中杉久彦君のコメント)
 今回は4回目となる学会発表で67人ぐらいの方が聞きに来てくださいました。中にはリピーターの方もおり、嬉しかったのですが、データが少なく申し訳なかったです。来年の年会には新しいデータをたくさん出したいものです。またきれいな女性の方も聞きに来てくださり、テンションはちょっぴり上がり目でした。
(桝谷剛史君のコメント) 富山は鱒寿司、ほたるいか、富山城?なかなかおいしかったです。
(山下功太郎君のコメント) 学会に必要なもの。データ、トーク技術、あとはプロフェッショナルな気持ちです。

(ポスター発表)

後Oさんの微笑みの意味は?
(富山駅前の魚民でのコンパ)
(中杉君、その他プライベート写真でもOKです)