原研で中性子小角散乱の再実験をしました。
2006年8月31日−9月2日
 1か月前の原研の実験では実験途中で装置の調子が悪くなり、中断せざるを得ませんでした。今回はそのときの代わりのマシンタイムをいただいて再実験をしました。今回は9月1日の10時から2日の10時までの24時間です。前回失敗はしましたが、少し実験をしたおかげで実験の様子がわかったので、今回はフルにマシンタイムを使う予定を立てて行きました。
 今回はiPP/o-ジクロロベンゼンゲルの室温での濃度変化測定と、-70℃からの温度変化測定をしました。原研の山口さんに手伝ってもらいましたが、計画通りにはいかずトラブルもあり、結構時間がかかりました。1日は夜11時半ごろまでかかってしまい24時間営業のコンビニで弁当を食べるというわびしいものでした。しかしそのかいあってか、予想外のいい結果が得られました。これから解析しなければいけませんが、楽しみではあります。

改3号炉

オートサンプルチェンジャー