MACRO2004フランス・パリ
7月6日

 ポスターセッションは夕方6時からなので、午前中にベルサイユ半日観光に参加した。9時にチュイルリーの旅行会社PaisVisionの前からバスがスタート。(56ユーロ)バスはほぼ満席で各国の人が乗っているので英語、スペイン語の案内、そして日本語のガイドもあった。(現地の人で日本語を勉強された方のようだ)バスは市内から高速を通って郊外のベルサイユの町へ。少し渋滞していたので1時間ぐらいかかった。その後各国の言葉の案内の人のグループに分かれて見て回った。日本人グループは10数人で案内をしてもらった。印象的だったのが鏡の間、マリーアントワネットのベッド、ナポレオンの戴冠式の絵などである。鏡の間は半分は改修中だったので少し残念だった。ナポレオンの戴冠式の絵はルーブル美術館でも見たがこちらはレプリカで(レプリカといっても画家本人が書いたものだそうだが)式に出席している女性の1人がこちらではピンクになっているそうだ。宮殿のあとは庭園を散策して時間が来た。庭園の先の方は3kmもあるそうで気軽に行こうとは思わない方がいいと思う。またここではトイレが1箇所しかなくしかも有料で大行列なので他で済ましておくことをお勧めする。


バスの中からシャンゼリゼを通して凱旋門を望む。よく考えたら一度は凱旋門に行こうかと思ってたが忘れてました。

ベルサイユ宮殿。ものすごい数の観光客でした。

鏡の間。歴史的な場所です。

ナポレオンの戴冠式。ルーブルのレプリカ。(作者は同じ)左の女性のドレスがピンク色になっています。
 ベルサイユから帰ってきて、シャンゼリゼで超有名カフェ(私は知りませんでしたが)のフーケに行った。きれいでよかったのですが、ものすごく高い。パスタを頼んだら20ユーロ以上した。(日本なら1000円程度かという感じもするが。でも味はよかった)

シャンゼリゼの有名カフェ・フーケ
会議に帰ってきて330分からNYポリテクでお世話になったグロス先生の招待講演である。パワーポイントの中で私が数年前にニューヨークで行なった実験も使っていただけて、私の座っているほうを見て名前も出していただいてデータを示されたのでびっくりした。6時からのポスターセッションのときに個人的に少し話をすることができた。サッカーが好きでギリシャとポルトガルの試合はファイナルかとか言っていた。この時間帯は超臨界二酸化炭素中でのεカプロラクトンの酵素重合について発表した。周りを見ているとポスターを貼るだけはって全く持ち場に帰ってこない人も多かったようだ。

ポスターセッションの会場。この後会場は大混雑しました。
 発表後、ホテルの近くのカフェで遅い夕食、かと思ったがこちらの人は9時過ぎにどんどん食べにきていたので驚いた。日本やニューヨークでは大体7時ぐらいが食事で最も混むと思うがこちらは9時!どうりで7時過ぎに行っても誰も食事をしていないのが納得行った。オーダーはラムチョップとフランスの伝統的なduckシチューを食べた。食前酒のワインは安くて4ユーロ。食後はNYでもお決まりだったコーヒーで締め。ただコーヒーといっても普通に頼むといつもエスプレッソがでてくるが。いつものように1時間半から2時間かけて食事をしてホテルに帰ってきたのが夜10時過ぎ。しかしサマータイムを採用しているのでこの時間でもまだほんのり明るかったが。