私たちの研究室では、有機合成化学の力を駆使し、新しい光機能材料の開発を行っています。 メインの研究テーマは、光によりリバーシブル(可逆的)に性質を変える光応答材料です。 研究の対象は有機分子、結晶、液晶、ゲル、超分子、高分子など広範な物質群に及びます。 我々は、フォトクロミック化合物と呼ばれる光で色がリバーシブルに変わる色素の研究を行ってきましたが、 現在は表面の濡れ性、細胞接着性、結晶成長等をも光で制御する新しい光機能システムの開発を行っています。 ハスの葉やバラの花びらなど特異な表面構造を真似ることで同様の表面機能の再現に成功しました。それを一歩進めて、 ハスの葉のダブルラフネス構造を再現し、水滴を弾き返す優れた表面特性を再現しました。 また、ホウセンカの実が種を弾き飛ばすメカニズムをまねて、光を照射すると内容物を 弾き飛ばす中空結晶の作成にも成功しました。 このように、いろいろな生体組織の構造を理解し、それを人工的なシステムに置き換えた光応答機能をもつ材料の開発研究に取り組んでいます。 学生諸君には、若い時代に自分自身のレベルアップに努め、一つの目標として「自分の名前を世界の図書館に刻む」よう世界のトップジャーナルへの投稿を勧めています。


内田研究室紹介動画




新着情報

  • カウンタを変更いたしました。カウントは2013年8月からの数値です。(2014.12.22 )
  • ウェブサイトを更新いたしました。(2019.7.16)
  • D2 西村 涼 君の光で屈曲するジアリールエテン針状結晶を並べ、ゾウリムシの繊毛運動のように光照射で物質を輸送する表面を作製した研究論文が、ドイツ化学会のAngewandte Chemie誌にアクセプトされました。(2019.7.10)
  • D2 西村 涼 君のシロアリの翅の表面構造を二種類のジアリールエテン化合物を用いて再現し、濡れ特性を理論的に説明した研究成果が、Natureの姉妹誌Communications Chemistry誌にアクセプトされました。(2019.7.9)
  • 2019年6月9-14日 アメリカ・ニューハンプシャー州ホルダーネスのHolderness Schoolで開催されたGordon Research Conference Artificial Molecular Switches and Motorsに参加し、2件のポスター発表を行いました。詳しくはイベントをご覧ください。(2019.6.19)
  • 中川 優磨 君の立教大学 森本先生とのフォトサリエント現象に関する共同研究論文がドイツ化学会のChem. Eur. J. 誌にHot Paperとして採択され、インサイドカバーにも掲載されました。(2019.6.12)
  • 修士修了生 長谷川 源和 君と兵藤先生の研究成果が、アメリカ化学会の Organic Letters 誌にアクセプトされました。(2019.4.3)
  • M2 中川 優磨 君と立教大学、森本先生の共同研究成果が、ドイツ化学会の Chemistry - A European Journal 誌にアクセプトされました。(2019.4.1)
  • 服部 陽平 助教が着任しました。(2019.4.1)
  • 祝 兵藤 憲吾 助教が、近畿大学理工学部・総合理工学研究科、理学科化学コースの講師に御栄転されました。今後の活躍を期待しています(2019.3.31)