繊維学会に参加しました。
2025年6月11,12日
 
 東京のタワーホール船堀で開催された繊維学会に参加しました。今年は高分子年次大会がオンラインになったため、M2もポスター発表してもらいました。口頭発表組は十分練習していたようで合格点です。ポスター組も結構聞きに来てくれた人がいて良かったと思います。また次の学会に向けてがんばりましょう。
 
(今回の発表)
1) ナノポアを持つシンジオタクチックポリスチレンを用いた 1 プロパノール水溶液の取り込みの濃度依存性およびメカニズム(龍谷大・先端理工) 〇藤原大暉,中沖隆彦
2) R.eutrophaによるPoly(3-hydroxybutyrate-co-3-hydroxyvalerate)(P3HBV)の共重合組成の変化と代謝経路による検討…(龍谷大・先端理工) ○恒川愛乃、中沖隆彦
3) R. eutrophaを用いたブロック共重合体P(3HB-b-3HBV)の生合成における各ブロック分子量の培養時間依存性…(龍谷大・先端理工) ○矢下廉, 中沖隆彦
4) サイズの制御されたポリ(L-乳酸)の多 孔質粒子構造の作製…(龍谷大・先端理工) 〇 土屋航大,中沖隆彦
5) ポリ(3-ヒドロキシブチレート-co-3- ドロキシヘキサノエート)ゲルの融解挙動と 高次構造…(龍谷大・先端理工) 〇北村卓也, 中沖隆彦
6) R. eutrophaによる1,6-ヘキサンジオールとペンタン酸の混合炭素源を用いた生合成と優先的に代謝される炭素源の検討…(龍谷大・先端理工) 〇廣田真優, 中沖隆彦
7) δ型シンジオタクチックポリスチレンを用いたエタノール/アセトン混合溶液中のエタノールの取り込み…(龍谷大・先端理工) 〇渡辺紫陽吾, 中沖隆彦
8)生分解性ポリ(3-ヒドロキシブチレート)/1-ヘキサノールのゲル化と融解挙動および高次構造…(龍谷大・先端理工)

8)生分解性ポリ(3-ヒドロキシブチレート)/1-ヘキサノールのゲル化と融解挙動および高次構造…(龍谷大・先端理工) 〇新井涼太, 中沖隆彦

 〇新井涼太, 中沖隆彦
(学生の感想) 藤原:発表は特に緊張することなく、発表できました。また、昨年は他の方の発表内容をほとんど理解できませんでしたが、今回は理解することが多少できたため、成長したと思います。今後の研究活動に活かせるところは活かして、研究の質を高めたいと思います。
恒川:今回、初めて繊維学会に参加しましたが、繊維に限らず似たような分野の研究をしている方も多くとても刺激になりました。自分の研究にも活かせそうなヒントやアイデアを得ることができ、参加して本当によかったと感じています。次回は口頭発表を予定しているので、今回の経験を活かして、しっかりと準備して臨みたいと思います。
矢下:5回目の学会で緊張せず、ポスター発表を行うことが出来ました。データに関しても再実験を重ね、正確な結果にまとまってきており成長を感じることができました。
土屋:今回、初めての学会発表ということもあり、当日はとても緊張しました。しかし、実際に自分の研究について説明し、質疑応答を通じて他の研究者と意見を交わす中で、次第に楽しさを感じるようになりました。貴重な経験ができたと感じております。 また、周囲の発表はどれも非常にレベルが高く、専門性や発表技術の面で多くの刺激を受けました。自分の未熟さを実感すると同時に、これからさらに研究に励んでいこうという強い意欲も湧いてきました。今回得た学びを今後の研究活動にしっかり活かしていきたいと思います。
北村:今回、初めての学会で口頭とポスター発表を経験しました。口頭では少し緊張しましたが落ち着いて発表でき、質疑応答でしっかり受け答えできました。他の研究者からの質問で今後の実験へのヒントとなる内容もしっかり聞けて貴重な経験となりました。他の口頭発表において似たような研究をされている内容もしっかり聞き、アイデアを得る良い機会となりました。ポスター発表は、今回代理で担当させていただき来られた方々に説明するのが大変でしたが、貴重な経験できたと感じています。
廣田:初の学会であり口頭発表で、練習していた時と全然環境が違ったため慣れずに内心とても焦っていつも通りの発表をすることができませんでした。質問に関しても緊張で頭が回らなくしっかり答えることができずに終わってしまったため、心を落ち着かせることと自信を持つことが私には必要だと感じました。質問された内容がすぐに理解できなかったりもしたため、もっと知識をつける必要があることに気付き、努力していこうと思います。また、様々な研究者や教授の前で自分の研究内容について発表ができたのは良い経験ができたと感じています。他の方の発表やポスター発表を見て、近い分野の研究をされている方もおり、とても勉強になりました。学んだことをこれからの学会発表で活かしていきたいです。
渡辺:口頭発表の経験は卒論発表しかなく、学会での発表は初めてだったので緊張と焦りに挟まれながら発表をなんとか乗り越えました。案外始まるときはあっさりと始まるので緊張しつつもそれをそこまで実感する前に気づいたら発表が終わっていたという感覚でした。質問は会場からはなく、座長からのみだったのですが、こちらの伝える力が未熟でそこまでうまく伝わらなかったのかなと感じました。そこでパワーポイントの作り方等にまだ課題があると感じました。また、他大学のポスターや口頭発表も少しは理解できるようになり成長を感じました。学会を通して質問や発表の力が少しは向上したと感じたので、この経験を今後の学会発表や就職活動に生かしていきたいと考えています。