高分子討論会が新潟大学でありました。
2024年9月25-27日 
 
 高分子討論会が新潟大学でありました。新潟大学は2回目です。今回は学生の発表が1日目と3日目でしたので、両日とも大阪から飛行機で日帰りしました。東京までは新幹線がありますので、新潟空港の利用者のメインは大阪からの便のようです。以前、新潟駅に行ったときは行き止まり式でスイッチバック方式でしたが(学生の頃、青森発大阪行きの”白鳥”に乗りましたが新潟駅で進行方向が変わりました)今は新幹線も乗り入れをしていて近代的に様変わりしてました。
(学生のコメント)
1)R.eutrophaを用いたブロック共重合体の生合成でのP3HBVブロックの共重合組成
〇恒川愛乃、中沖隆彦
2)R.eutrophaによるグルコースとペンタン酸でのブロック共重合体の生合成による各ブロックの分子量変化 
〇矢下廉、中沖隆彦
3)P. putidaを用いた側鎖に二重結合を有するポリ(3-ヒドロキシアルカノエート)のエポキシ化と架橋 
〇川本智己、中沖隆彦
4)シンジオタクチックポリスチレンのナノポアフィルムによるブタノールの取り込み速度向上の検討 
〇宮内嶺、中沖隆彦
5)ナノポアを持つシンジオタクチックポリスチレンを用いたプロパノール/水の比率を変えた時のプロパノールの取り込み 
〇藤原大暉、中沖隆彦
6)ポリ(3-ヒドロキシブチレート)/o-ジクロロベンゼンゲルの融解挙動と高次構造
〇新井涼太、中沖隆彦
(学生の感想)
恒川:初めての学会発表で6人の方に来ていただきました。不安なデータの中、多くの方に意見を聞くことができて非常に有意義な時間になりました。今回の経験を活かして次の国際学会でより良い発表になるように頑張りたいと思います。
矢下:今回の討論会で私が考えていた考察について討論、アドバイスを頂けたので今後の実験に組み込んでいきたいと考えています。次からの学会では考察、結論まで討論できるように頑張りたいです。
川本:学生生活最後の学会発表ということで、今まで参加してきた学会の反省点を活かしたポスター発表ができたと思います。心残りとしては、もう少しいいデータを出して結論を完璧にしたかったことです。いろんな大学の方の意見を聞くことができて楽しかったです。
宮内:今回の討論会では3人の方に来ていただきました。私の研究の課題である取り込みのメカニズムについて討論することができ、非常に有意義な時間になったと思います。今回が最後の学会でしたが、今回の経験を活かして修士論文に取り組みたいと思います。
藤原:今回の討論会では主に研究内容のアドバイスが多かったので、それらを参考に今後実験を進めるとともに、次はポスターをより見やすいものを作れるようにしたいです
新井:今回の討論会ではデータ量が少なく結論もはっきりしていなかったので結論を明確にして次の学会に挑もうと思います。