帰国
2010年3月16日

 いよいよ帰国です。約1か月に渡るイタリアでの生活も終わりです。ホテルの人とは大体仲良くなってますので、チェックアウトの時、今度またおいでとか、家族も連れてきたらいいよ、などと言って最後は何回も握手をしてホテルを後にしました。

 8時にタクシーに来てもらうようにしていましたので、それで駅まで行きました。(来た時7ユーロぐらいで駅では10.2ユーロでえらく高く感じました。ぼったくられたのかなぁ?)902サレルノ始発のユーロスター(新幹線みたいなもの)でローマまで行きました。ユーロスターは最近サレルノまで延伸(専用線が)されたようです。最新のイタリアのユーロスターに乗るのは楽しみの1つでした。ヨーロッパの先頭車両はかっこいいですね。フランスのTGVが一番いいですが、イタリアもなかなかです。列車は快適ですね。揺れも少ないし。今回はあまり高くなかったので1stクラスの席(58ユーロ)でローマに行きましたが、席もゆったりしているし、飛行機みたいにドリンクサービスもついてましたね。(ここまでなくてもいいとは思いましたが・・)サレルノから2時間でローマ到着です。速いですね。そういえば結局ローマの観光は全くしませんでしたね。私のイタリアのイメージは南イタリアだけのものですね。ローマからすぐに乗り換えて空港へ30分です。


ユーロスター(ローマで)
イタリア総括
 今回のイタリアは思っていたよりも楽しいものとなりました。何といっても親切なイタリアの人につきます。滞在したのが人口14万の地方都市でしたので、人のいい人が多かったのかもしれません。その筆頭はGuerra先生でしょうね。毎朝晩、市内と大学を車で送り迎えしてもらいました。お昼もと言うことで、教員グループで毎日のようにメンサに行きましたし。着いた当日は市内散策、休日はこちらでもアレンジできるのですが、1度はアマルフィ海岸まで、2回目は山の上のサレルノ城まで車で行ってくれました。(この辺りは車がないと行きにくいところでしたので助かりました)研究室の教員、学生さんも親切でした。ゲルを作るのに氷がいると言ったら、すぐに取りに行ってくれたり、コーヒーいりますか?とか聞いてくれたりと・・助手のパオラさんには最終日に1日かけてナポリを見せてもらいました。修道院を改装したホテルもまずまずでしたし、ホテルの人も親切に色々情報を教えてもらったりよかったです。
 フライブルグでも皆さん親切でした。地方都市の方が人がいいのかもしれませんね。ニューヨークでは何というか、ドライな感じでしたね。(研究室に人が多かったからかもしれませんが)
 まあとにかく、イタリアは立体規則性高分子の発祥の地ですので私の研究分野とも深くかかわってますので、今後の共同研究が発展することを願っています。