サレルノ城
2010年3月14日
 

 イタリア最後の日曜日です。昨晩Guerra先生からホテルに電話があり10時からどこか行こうということでしたので待ってました。先生は明日からローマで結構大変な仕事があるので、もう十分だとお断りしたのですが親切というか面倒見のいい先生なんでしょうね。ローマに行く直前の時間を利用して最後の市内観光に連れて行ってくれました。

 先週同様、先生のご自宅の近くのカフェで奥さんと待ち合わせです。コーヒーを飲んでいると、サレルノ特有の菓子パンがあるからと言って、食べてみろと言って買ってくれました。他の地方から来た人は必ずこれを食べるとか言ってました。Sfogliataというもので層状にパン生地をしたもので中に餡が入ってます。入ってるものによってricciafrollaがあると言ってました。今日はricciaを食べましたが、外はサクサクと香ばしく餡も甘くておいしいですね!もっと早く教えてもらっていたらもっと食べれたのにと思いました。

 そのあと、この前断念した山の上のお城に連れて行ってくれました。地図ではすぐのところですが、結構高い山の上にあります。先生によるとこの古城で学会をしたことがあるそうです。すごいですね。古城自体も素晴らしいのですが、山の上ですので景色がまた最高です!お城はサレルノが全盛期だったころのもののようで11世紀から15世紀にかけてのもので、それ以降廃墟になっていたようです。山の尾根を利用した堅固な城ですね。これを攻めるのは大変だろうということが思われます。

   
 
 
 次にライトという町に行き小さなセラミック(陶磁器)の博物館に行きました。本当にこのあたりはセラミックの産地ですね。その近くにお金持ちの別荘があるというので、経緯はわかりませんが、暇そうにしていた博物館の一人で案内してくれました。すんでいたお金持ちがアルゼンチン(かな?)に行くとかでサレルノに寄付したそうです。カプリという映画があるのですかね?その映画でこの建物がロケで使われたそうです。カプリ島はもちろん私が昨日行ったところで、かなり離れたところですがね。

 半日でしたが、サレルノ滞在最後の案内をしていただきました。Guerra先生には何から何まで本当にお世話になりました。感謝したいと思います。


ライトのまち。山肌にへばりついてます。

Vietriの町

お金持ちのひとの別荘あとへの入り口
 
映画で使われた建物らしいです。