ポンペイに行きました。 2010年2月27日 |
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サレルノ滞在で初めての週末です。近くに有名なポンペイ遺跡があるので行ってみました。 朝、切手を買うのに中央郵便局に行きました。(場所は学生に聞いて了解済みです)海岸沿いにある結構大きな建物です。しかしイタリア語が読めません。皆順番待ちの番号を機械でとって行っていたので真似して順番を待ちましたが、受付で切手はここに並ばなくても端っこのカウンターだと軽くあしらわれました。そういえば日本でも振り込みなどのカウンターには順番待ちの番号が必要ですが切手には必要ありませんでしたね。日本と同じです。日本へのエアメール切手85セント切手を買いました。 |
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サレルノの海岸 |
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11:44サレルノ発の各駅停車でポンペイまで行きました。約30分で1.9ユーロ(安い!)でした。列車のトイレは停車中の使用は禁止の古いタイプで日本では既に使ってないと思います。でもイタリアではまだ・・・って感じです。ちょうどお昼についたので駅のバールで軽食を取りました。カンパーニャ地方はモッツァレラチーズの生産が盛んで、揚げパンみたいなものの中の具がモッツァレラのことが多いです。チーズ好きの私にとってはうれしい限りです。地球の歩き方では国鉄駅からの地図がなく道に迷いました。適当に人に聞きましたが、学生さんに教えてもらったフレーズが役にたちました。Dove e ScabiPompei?(ポンペイ遺跡はどこですか?)あとは指差しでわかりました。入場料は11ユーロでメインストリートから遠いゲートから入りました。ポンペイは話に聞いていましたが、あまり情報を持っていなかったので、遺跡の広大さにビックリしました。何でも人口1.5万人の町が約1900年前にベスービオ火山の火砕流で一瞬にして廃墟になったということです。一瞬ですので当時の生活がそのまま保存された形になっていて当時を知る貴重な手掛かりいのようです。各個人の家や円形劇場など当時の繁栄が偲ばれます。天気がよく気温もちょうどいいぐらいで絶好の観光日和でした。結局3時間近くうろうろしてましたが、全部を見るのは無理でした。(まあ全部見なくても同じような廃墟が続いているだけですが)サレルノに来て以来初めて日本人を見ました。数十人の日本人グループが2組来てました。こういう遺跡を見ているといろいろ考えさせられますね。2000年前に今と変わらないような生活をローマ人はしていたのですね。ですが富も繁栄もはかないものです。大金持ちも貧乏人も同様にして命が失われたのですね。いつ人生が終わってもいいように毎日を精一杯生きるよう示唆しているように思えます。 | ||
サレルノ駅(ナポリ行き各停) |
車窓から見たサレルノ |
ポンペイ駅 |
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帰りは国鉄の駅まで行くのがしんどかったので、最寄りのベスービオ周遊鉄道でナポリに出ました。この鉄道は観光用でがらがらかと思いましたが、ナポリは百万人の人口を抱える大都会です。近郊通勤電車みたいな感じで、街中を走り乗り降りも結構多かったです。ナポリまで10かそれ以上の駅に停車して50分ほどでナポリに着きました。(2.5ユーロ)悪名高いナポリですが、すぐに国鉄に乗り換えたので、様子はあまり分かりませんでした。国鉄はちょうどレジオナーレという快速みたいのがあったのでサレルノまでノンストップで約40分で帰ってきました。(3.3ユーロ)今日はよく歩きました。ふくらはぎがパンパンです。 | ||
ベスービオ周遊鉄道のポンペイ駅 |
ポンペイ駅で |
ナポリ駅(サレルノ行き) |