サレルノでの生活
2010年2月24日
 

 こちらでの滞在期間も短いので、デスクワークを中心にしようかと思っていたのですが、sPSの扱い方が大体分かっているので、今村君が残した球晶の問題とGuerra先生の興味のあるアエロゲルの実験をすることにしました。研究室では学生さんたちが助けてくれるので助かります。ほとんどの学生のテーマがsPSがらみです。ですのでこの分野の論文も多いのですね。あと最近は日本でもそうかもしれませんが、女子学生が多いですね。彼女らも親切なので助かります。

 大学は市内から北に10kmぐらいありますので、行き帰りとGuerra先生の車に乗せてもらってます。Guerra先生は気さくな人なので気楽に乗せてもらってます。昨日の朝はお嬢さんを乗せていて、一緒に大学まで来ました。お嬢さんは大学生で同じ化学科の学生らしいです!何か気まずくないですかね?しかし車でも結構話をしていたし(イタリア語だったのでわかりませんでしたが)、ほほえましいです。昨日の午後はGuerra先生はナポリに出張で(大学から50kmぐらいで車で1時間ぐらいとのことです)帰りはバスで帰りました。女子学生の1人が色々面倒を見てくれたので何とかホテルまで帰りつきました。(バス代は1.1ユーロで安い!)

 ホテルの近くでなかなかいいレストランが見つからなかったのですが、ホテルの人に聞いてLa Cantina del Feudoというレストランに行ってみました。しかしすごく入りにくいです。メインストリートから少し入ったところにある小じんまりとしたレストランで、予期していた通り英語が通じません!先に体のごついおっさんが席についていて、英語が少しわかるらしく注文を助けてもらいました。(船に乗っていてインドとか行くので英語が話せるようになったと言ってました)日本から来たという話をしていると店の女将さん()が日本は大好きだと言ってきました。しかし中国は嫌いだと(こちらは聞いてもいないのに)言ってました。そういえばイタリアでは中国人と韓国人(韓国人はこの前のサッカーワールドカップ不正審判をしてイタリアが負けたことに由来する感じですね)シーフードスパでスパゲティボンゴレを頼んだつもりだったのですが、それはいいとして、もう一皿出てきてコースを注文していたみたいですね。イタリア語が分からないので確認もできませんでした。しかしスパもおいしいし(多分スパゲティが前菜です)そのあとの肉料理もよかったです!赤ワインも注文したのですが、グラスワインかと思ってたのですが(5ユーロで安かったので)デキャンタで結構たくさん入ってました。(1人では飲みきれませんでした!)少し贅沢をして40ユーロ(プラスチップ5ユーロ)かかってしまいましたが、まあおいしくてよかったですね。


ホテルの廊下。修道院見たいです。

ホテルの食堂。小さいです。

食べるのもあまりおいていません。おばちゃんがいつもカプチーノを入れてくれます。

こちらで初めて行ったまともなレストラン。
 
ホテルへ帰るバスティオーニ通り。中世の面影で家のアーチの下を通ります。車も通りますが幅がいっぱいいっぱいです。