この値段で朝食付きですので安いです。しかし食べるものは大したことがないですね。パンとヨーグルトとあと少しあるだけですから。でもこれで十分です。Guerra先生が8:15に迎えに来てくれることになっていたので、待ってました。そのあと私の滞在でホテルの人ともめてました。私の滞在が日曜日からでしたが、Guerra 先生が勘違いしたのか月曜日からの予約してたらしく、そのあと日数を加えたりキャンセルしたりした結果、すべてがキャンセルになっていたようでGuerra先生が怒ってホテルの従業員に食ってかかってました。(イタリア語なので何を言ってるかわかりませんでしたが、迫力はありました!)まあとにかく途中で部屋を移らなければならないかもしれませんが、とにかくOKとなりました。
大学はサレルノの中心から北へ30分ほどのところです。雨が降っていたせいか車は結構渋滞してました。山の裾野に大学はありましたが、周りにはあまり家並みが見えず、学生はどこから来てるのかと思いましたね。キャンパスは広大で、学生用の車の立体駐車場まで完備してました。まず案内してくれたのがvisiting scientist用の個室です。私の龍大の居室の半分ほどの広さですが十分です。こんな部屋を用意してもらえるなんてビックリですね。Guerra先生は陽気で親しみのある先生で出会う教員には私を紹介してくれるし、学生にも気軽に声をかけていました。研究室を案内してもらいましたが学生が結構寄ってきましたね。外国人が珍しいという感じです。実際サレルノ大学はイタリアでもローカルですしあまり留学生はいないようですね。(龍大もそうですがね)実際Guerra研究室もイタリア人ばかりです。日本人同様、イタリア人も英語は下手です!英語で何と言ったらいいのかと言いながら会話してました。しかし研究のほとんどがシンジオタクチックポリスチレン関係ですので、私にとっては極めて親しみ深い研究室です。(私の学位論文ですので)しかも私もsPSに関してある程度の研究業績がありますので、思いのほか大歓迎してくれてる感じがします。お昼は学食(メンザ)ですが、ちょうど試験期間らしく学生でにぎわってました。フライブルグ同様、プリペイドカードを購入しました。Guerra先生は親切で料理の取り方なども指導してくれました。パスタと魚のフライなど典型的なイタリア料理です。(5ユーロでした)午後は私の滞在期間が短いことからsPSゲルの実験をさせてもらうことにしました。実験室では学生さんたちは親切でしたね。助かります。その上誰かの誕生日らしくケーキを買ってきたので食べないかと誘われました。(どこの国も一緒ですね!)
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