ピレネー山脈の麓のタルブへ移動
2009年9月6日 
 
 パリ・モンパルナス10:10Tarbes行きTGVに乗りました。発車番線は定刻の30分ぐらい前にしか表示されませんので、表示されると同時大きな荷物を抱えた乗客が移動を始めます。まあ驚いたのは迷彩服を着て自動小銃を持った兵士が駅をパトロールしてることでした。
 ほぼ満席の状態でパリを出発しました。景色はやはり何の変哲もない平原で、時々森があるぐらいです。(ストラスブール−パリ間と同じ感じです)途中1時間半ぐらいすると木の多い森になっていきました。停車駅は少なくて最初がボルドーです。約3時間ノンストップです。(
13:20着)ボルドーはワインで有名なところですね。確かにボルドー周辺ではブドウ畑がたくさん見られました。ボルドーをでるとまっすぐ伸びた針葉樹が広がっていました。しかも皆内陸の方に傾いて成長してました。大西洋の沿岸がそんなに近いわけではないのですが、風が強いのでしょうね。材木があちこちで積み上げられていたので、木材がこのあたりの産業なのでしょう。14:40DAX着。結構たくさんの人が降りました。その後はピレネー山脈のふもとに沿って南下です。いくつか大きな町で停車しながら約15分遅れで16:20ごろTarbesに到着しました。田舎ですが、思っていたより大きな市です。
 
TGVはいいですね
 
自動小銃を持った兵士
 駅から5分ぐらい歩いたところに市の中心部があり、ホテルなどが並んでいます。今日は日曜日ですので、ほとんどの商店はしまってました。(パリではいくつかの店があいてましたけどね)ホテルにたどり着いたのはいいのですが、鍵が閉まっていて、中をのぞいても誰もいません。フランス語なのでよくわからなかったのですが、電話番号がはってあったのでそこに電話しろということかと思って電話するとおばちゃんがでて(お姉さんかもしれませんが!)横のところに暗証番号があるから押して入ってくれというので、押したのですが全くあきません。10分ぐらい悪戦苦闘して何かの拍子に扉があいて入れました。あとは電話で部屋番号を言われたので、鍵を自分で持って行ってくれと言われました!こんないい加減なホテルは初めてです!また道を歩いてるとバイクの集団に時々であいました。ピレネー山脈が近いのでツーリングしてるような感じでした。
 しばらくドイツにいたので、ついダンケシェーンと言いそうになりますが、フランスも2日目でようやくメルシーボク−と口をついて出てくるようになりました。しかしフランスは本当に英語を使おうとしないですね。(来る前から覚悟はしてましたが)ドイツで大家さんと話してるときには、フランス人は威張ってるから英語を話そうとしないと言ってました。昨日のパリ東駅でのメトロでは切符の買い方がわからなくて困っていましたが、やはりアメリカ人らしき人も困ってて“券売機に英語が書いてないからわからない!”と言ってました。今日の朝、モンパルナス駅で売店に入った時は、英語で聞いてるのにフランス語で返してくるし、意味が分からないので問い返してると英語でしゃべってきたので、嫌がらせしてるのかと思ったりしましたね。タルブでは道がわからないので比較的若い人に英語で聞いたら全くでしたね。でも親切な人で地図を見ながら連れて行ってくれましたがね。
 
タルブ駅
 
市内。パリともドイツとも少し違います。
 
ホテル・フォッシュ
 
ホテルから