パリ
2009年9月5日
 
 フランスのタルブ(ピレネー山脈のふもと)で学会があるので、パリ経由で行くことにしました。いい時間帯のTGVの指定席が取れなかったので(TGVは全席指定)、朝かなり速く出なくてはいけなくなりました。6:53フライブルグ発のICEでオッフェンブルグに行き、ローカルに乗り換えてストラスブールに行きました。(ちなみにストラスブールはアルザス地方にあり、列車の車掌さんも青い洒落た服を着ていました。さすがフランス!)
 
朝6時半のフライブルグ駅
 8:17発のTGVに乗りました。(ユーレイルパスがあるので1クラスです。手数料は無料とガイドブックにあったのですが、ドイツのフライブルグで買ったためかしりませんが、3ユーロの追加料金を取られてました)途中までは在来線を走っていたのでスピードはほどほどでしたが、唯一の停車駅(ナンシーかな?)をでると専用線に入ったようで猛烈なスピードで走り始めました。やっぱり新幹線より速いかな・・?ドイツ国鉄と比較すると、まず列車が左側通行(日本と同じ)ということと、ワゴンサービス(おっちゃんが引いてましたが)があったことが違います。(DB1クラスでは車掌に言えば飲み物など持ってきてくれますので)途中の景色をみてるとドイツとかなり違いますね。(もちろんドイツ全部を見たわけではありませんが)どちらかというと森が少なくて平原が広がっていて地平線まで見えてます。沿線では牛や羊が頻繁に見られました。やはりフランスは基本的には農業国ですね。10:37のほぼ定刻にパリ東駅に到着。初めてのTGVの体験でした。パリは6年前にも来てますので、少しはわかります。(前回はシャンゼリゼを中心でしたが)とりあえずホテルのあるモンパルナス駅に移動しました。メトロの手で開ける扉が懐かしかったです。駅からすぐの小さなホテルをネットで予約していたので、とりあえずチェックインしましたが、受付嬢が日本語を5年間習ってたとかで、少し日本語をしゃべってくれました。
 
ストラスブール駅。車掌さんの青い服と赤いスカーフがかっこいいですね。
 
地平線が見えるばかり・・

パリ東駅 
 
 今日は基本的には何もすることがないので、ガイドブックを片手にオルセー美術館に行くことにしました。(前回はルーブルしか行ってなかったので)美術館はセーヌ川のほとりにあり、やはり大きいですね。チケット(8ユーロ)を買うのに結構長い行列ができてました。そのあと空港のように手荷物検査がありました。大きいので今回は印象派の絵だけに絞りました。(日本人は大体印象派が好きですよね)ルノワール、ゴッホ、セザンヌらです。豪華な絵が一堂に会して見ることができるのはありがたいですね。(いくつかは日本で見たことがありますが)日本では学生のころ、よく見に行ってましたが、その時は海外にも行ったことがないし、ある種エキゾチックな感じも入り混じって見てましたが、今はヨーロッパの自然、建物、人の顔立ちなど実物を見てますので、純粋に絵画として(セッティングや色使いなど)見ることができるような感じがします。(感じだけかもしれませんが・・)
 
オルセー美術館
 
美術館の中(吹き抜けになってます)
  近くのレストランで夕食にタルタルステーキを食べました。牛肉の生をひき肉にして胡椒や玉ねぎ、香料で味付けしたものです。(日本人は魚の生肉をたべてる!とは批判できないですよね)パンにつけて食べましたが、日本人は生肉を食べるのがどちらかというと慣れてるので、まずまずでしたかね。
 明日はTGVで南仏のタルブに行きます。(大西洋線で6時間ぐらいかかります)
P.S. パリを歩いていると、道を聞かれました。顔を見てアジア人に聞かないでくれ!と私はいいたい!フライブルグでも2回ほど聞かれたが、道がわからない以前にフランス語、ドイツ語がわからない!
 
タルタルステーキ
 
エッフェル塔(ホテルの近くから)