ティティゼーとブライザッハ
2009年8月15日 
 
 バーバラさんから大分勧められたので、ティティゼーとブライバッハに行ってきました。両者はフライブルグの東と西で逆方向ですが、1日で十分に回れました。両方とも日本のガイドやネットを検索してもあまり出てこないので、地元の人が行くにはいいところという感じで紹介してくれたものと思います。ティティゼーには先週と同じノイシュタット行きに乗り(8:40発)40分ぐらいで、シュバルツバルト(黒い森)の中にあります。ここに関してはあまり資料がなかったので何があるのかあまり分からない状態で行きました。駅を降りたとたん、どっちに行っていいかわからなくなりました。(地図も持ってなかったので)駅の近くの売店で聞きながら、インフォメーションの方に行くと、土産物屋街があるではないですか!その向こうには湖でした。確かに地元の人向けの軽いリゾートという感じです。日本で言うと東条湖みたいな感じでしょうか?しかし一人で行ったのですることもありませんので、自転車を借りて(1時間6ユーロ)湖を1周することにしました。店の若い兄ちゃんは1時間で十分というので従うことにしました。湖を右回りしましたが、最初は未舗装の湖岸道路で、少し薄暗く気持のいいところです。自転車ばかりでなく、トレッキングしてる人も結構いました。キャンプ場とかもあり琵琶湖と一緒です。かなりゆっくり走ったのですが自転車屋の言うとおり30ぐらいで帰ってこれました。あとは土産物屋を見たりしてましたが、結構面白いものがありました。つい買いたくなるのですが、日本への荷物はあまり大きくしたくないと思うと控えてしまします。しかしとにかくシュバルツバルトのサイクリング、ティティゼーが気に入りました!
 
titisee駅
   
 

湖の対岸から 
 
  12:08発の列車で一度フライブルグにもどり、ブライザッハ行きのSバーンに乗り換えました。Sバーンは市の近郊線です。2両のディーゼルカーで、約40分今度は西に行きました。ここは一応バーバラさんから歩くコースをプリントアウトしてもらってましたので、それに沿って行きました。駅をでてしばらく歩くとメインストリートらしきカフェが何軒かあるところに行きます。(メインといっても田舎町です)その通りから教会を見上げることができ、なかなか壮観です!教会の丘に登るにつれ、この丘一帯が要塞だったことがわかります。切り立った城壁沿いに登って行きます。教会の広場からはライン川を望むことができ、対岸はフランスです。あとはコースにはなかったのですが、橋を渡ってフランスに行きたい!という思いがあり、とりあえず行きました。橋はなんて事のない普通の橋で、しかも1車線を工事中で対面通行してました。橋は200-300メートルぐらいはあるでしょうかね。国境ですから、何か印があるか人でもいるのかと思ったら何もありませんでした。水量は結構あり、大型の遊覧船が渓流してありました。フランスに行ったなと感じたのは対向してきた若い学生がボンジュールと言ったのと、帰りに橋の近くでアイスクリームを買った時に(あまりに暑かったので!)やはりボンジュールと言われた時ですかね。行政区分としての境界はあってもいいですが、交流の境界はあってはだめですね。ブライザッハ周辺はワインで有名らしく葡萄畑が山の斜面にいっぱい植えてありました。
 日本のガイドブックにはあまり載ってないところでしたが、結構楽しめました。

S-バーン

ブライザッハ駅
 
丘の上に教会

ライン川。左がフランス、右がドイツ