FCFPIVX国際会議(付録)
山奥のラマ教のお寺。
 バオトウの北にあるラマ教のお寺に行った。途中までは舗装されたいい道を通っていたが途中で未舗装の道になり、バスから見ていると道に水が流れているし両側が石垣のようなところが見えたので、普通の道にしては変だなと思っていると、どうやら川原をバスは走っているようだった。普段は水のない枯れ川だろうがここ数日降った雨で水が流れてバスが走りにくくなっているようだ。とにかく川原の道なのででこぼこも多くてスピードが出なくて大変だった。しかし川原の道とはいえトラックや小型のバスなど結構行き来していたので、完全な川ではなく普段は道としても使っているルートのようだ。途中でバスがストップして進まなくなったので何かと思うと、前に大きな窪地があってバスの下をこすって通れないのではないかともめていた。(中国語で話していたのでよく分からないが多分そうだと思う)それでバスの重さを軽くするために乗っている人全員おりて、バスだけで通ることになり無事通過。色々なことがあるものだ。川原の道になって数時間走ったので途中のトイレ休憩するにも場所がなく、適当なところにバスがとまって、案内役の学生さんがバスの右手は男性、左手は女性とか言ってすました。もっともトウモロコシ畑なので奥にいけば姿は見えなくなるので大丈夫ではある。昼ごろ着いてお寺を見た。驚いたのはこんな山奥なのにラマ教のお坊さんが携帯電話を使っていたことだ。帰りも同じコースを通ったが、どうやら小型のバスなら舗装されたもう少しいい道があるようだが、我々の乗ったバスでは通れないそうでやはり川原の道を通って帰った。途中で舗装された道に戻ったが運転手も道が分からないようでガソリンスタンドによって道を聞いていた。この日は楊さんが日本語を勉強したいと言ってきて、バスでは隣の席だったので、ずっと日本語と中国語を教えあった。(楊さんは勉強家だし、よくしゃべる!)私も少しは中国語が分かってきた気がするが、年のせいかなかなか発音が覚えられなくて困ってしまう。フホトトに帰って市内のモンゴル料理店で夕食をとり、ホテルへ。バスに乗るときこじきがまとわり着いてきて少し困ったが、スタッフの人が追い払ってくれたので助かった。

川筋の道。

川原を通る車。

バスが窪地を通るために全員降車。

楊さんがつんできたひまわり。

休憩。

ラマ僧。左の僧侶は携帯電話を持っています。

ラマ教のお寺。

子供の僧侶と。

川原の道と平行して走っていた鉄道。