FCFPIVX国際会議(付録)
典型的な農村での昼食と黄河

 内モンゴル大学を見学させていただいた。大学は市の中心近くにあり、建物も近代的で学生さんも垢抜けている感じがした。そのあと2時間近くかけて近くの農家へ。後で聞いた話では内蒙古大学の先生の1人でこの村出身の方がおられたので、この企画が実現したようだ。高速から一般の道に入り(かなりの田舎道)、あるところでとまった後は徒歩もしくは迎えに来てくれたロバ車または馬車に乗って畑の中を農家へ向かった。自動車道から1,2キロ入ったところに民家が見えてきた。村の入り口でらくだを使って脱穀している人がいて、皆さん集まって写真を撮っていた。そこから村の中心のほうへ。テレビでは見たことのあるような中国の農家である。学会のメンバーは10人づつに分かれて違う家に入れてもらい昼食となった。家は2部屋で居間兼寝室はオンドルになっていて、冬は燃やした暖かい空気が床下に入るようになっていた。料理は農家の自家製でホテルで食べるのとはかなり違っていた。家庭の味というところだろうか。いくつかはおいしいものもあったが、日本人の口に合わないものもあった。食後近くの子供たちが集まってきていたので、一緒に写真をとった。一昔前の日本の子供たちのような服装と活発さで好感が持てた。デジカメをはじめてみたようで撮った写真をすぐ見せると驚いていた。しかしとにかく実際に生活している農家に入れていただくという機会は滅多にないと思うので貴重な機会だった。帰りは自動車道まで歩いた。(けっこう遠かったです)バスのところで運転手がバスの扉を開けるのを待っていると、またもや近くの子供たちが集まってきた。どこでも子供は好奇心が強いようだ。その近くで脱穀した穀物と殻をスコップで放り上げて風を利用して分けている人がいたが、こんな風景も初めて見た。このあと近くの黄河を見に入った。ちょうど黄土高原の中ぐらいにあるので噂どおり水は泥でにごっていた。


内蒙古大学。きれいでした。

学生実験室。きれいに片付けられていました。

見渡す限り畑。

迎えのロバで村に向かう。

らくだによる脱穀。

村の中。

屋外の炊事場。

昼食。

食事を提供していただいた家族。ありがとうございました。

集まってきた子供たちと。

バスへの帰り道。ずーっと畑の中。

バスの回りに集まってきた子供たち。

かぜを利用した脱穀。

黄河。

黄河。

ホテルでバイトしていた北京大学の学生さん。毎日話をしていたら(英語がすごくうまい)最後の日にモンゴル刀をくれました。ありがとうございました。北京で勉強がんばってください。