FCFPIVX国際会議(3)
2004年8月17日

 朝8時から招待講演が始まった。(国際学会はたいてい朝が早い)午前最後の時間に私自身の報告を行なった。フラッシュメモリに入れておいたパワポのデータを事前に学会のパソコンにコピーして液晶プロジェクタで発表していたところ突然フリーズしてあせったが、あわてて持参したパソコンにつなぎ代えて何とかなった。やはり中国のパソコンとは相性が悪いのだろうか?話した内容はポリ乳酸の加水分解についての報告で、広東大学の先生からエステル結合の切れる位置がCO-OCOO-かという質問と乳酸ダイマーの合成に応用できないかという質問を受けた。夕方に内モンゴル博物館とフホトト駅に行ってみた。ゴビ砂漠が近いので内モンゴル博物館は恐竜の化石がたくさんあることで有名なところである。フホトト駅は近代的な駅舎になっていて、駅前は旅行者であふれかえっていた。また駅前に地下街があり、服や電気製品などさまざまなものが売られていた。夕食はホテルでモンゴル風のしゃぶしゃぶでチキンスープ、スパイシースープ、水の中からスープを選ぶことができ各個人のなべを熱しながら、薄切りにした牛肉、羊肉、野菜などをさっとつけてさらにたれにつけて食べるものだった。日本とほぼ同じやり方なので面白かった。夕食後は学会参加者全員で近くの民族劇場に招待されていて、伝統的なモンゴルの歌や踊りを見せてもらった。劇場は小さくて100人か200人でいっぱいになる程度の規模で、最前列で見ることができた。日本と違って衣装がカラフルで動きも早く違いを感じる。


内モンゴル博物館。恐竜で有名。

フフホト駅

ホテルの夕食はモンゴル風しゃぶしゃぶ。

民族舞踊。

馬頭琴の演奏。

舞台に上がって記念写真をとらせてくれました。