MACRO2004フランス・パリ
7月10日

 空港までのバスのストライキが解除されたか、ホテルのフロントで聞いたら今は動いているというので安心してバス乗り場に行くと、しばらくして係りの人が来て、バスは動いてないという。ホテルの方で正確な情報は把握しておいてほしいものだ。仕方ないのでまたタクシーで空港まで。今度乗ったタクシーの運転手は黒人の人で、結構安全運転だった。ニューヨークではタクシーは滅茶苦茶な運転によく出くわしたのと大違いだ。ちょっと聞いてみるとフロリダから来て、今はパリに住んでいるとのこと。ニューヨークとパリはどっちがいいかと聞いたらパリがいいと言っていた。空港のターミナルがどこに行けばいいのか分からないので返答に困っていると航空券を渡すと携帯で確認してくれた。(何て親切なんだろう。アメリカでは考えられない!)お礼を言うと、こんなことはよくあることだと言っていた。空港までは難なくついたがチェックインカウンターが長蛇の列でなかなか動かない。並んでいるのはほとんど日本人で周りの人が話しているのを聞いてると、前日東京行きの便がキャンセルになり、今日の便に殺到しているということだった。中には上海経由で帰ると話しているのも聞こえた。それはとにかく、関空行きと東京行きの乗客が同じ列に並んでいるので、関空行きの人のチェックインはスーっと行き、東京行きの人がカウンターに行くと長く話し込むという関空行きの乗客にとっては迷惑な事態だった。関空行きの列を別に作れば2時間近くも並ばずに済んだのにと思う。乗り場変更などがあり、定刻から遅れて離陸した。暇だったので隣に座った人(学生風の女の子)と話をするとイギリス人で、パリから日本に行くのではなくパリは単なるトランスファーだと言っていた。この方が直接イギリスから日本に行くより、安いとのことだった。日本には遅れたが無事到着。まず感じたことは蒸し暑いということだった。


シャルル・ドゴール空港