学会のバンケットがベルシーであった。ベルシーはパリの東の方で学会のある国際会議場とは反対方向にある。以前は倉庫街だったところに飲食店などが入ったモダンな場所に変身した地域のようだ。日本だと送迎バスぐらい出してもらえそうな距離だが、地図を頼りに地下鉄で行った。バンケットは夜8時スタートなので8時少し前ぐらいに行ったが門が閉まっていて多くの人が門前で待っていた。門が開いたのが8時20分ごろで案内よりかなり遅れた時間だった。（日本ではありえない）テーブルは8人掛けでアメリカ、中国、韓国の人たちと一緒だった。アントレ、メイン、デザートの３皿だが出てくるのが遅くて参った。結局コーヒーが出て終わりになったのが夜11時ごろ。日本の宴会では考えられないくらいゆっくりしているし、終わる時間も遅い。しかも終わりの挨拶もないし三々五々皆が帰り始める始末だ。やはり日本とは習慣が違うとしかいいようがない。